スーパーGT：TEAM UPGARAGE、第3ドライバーに山田真之亮を起用へ

スーパーGT GT300クラスに参戦するTEAM UPGARAGEは2月28日、今季第3ドライバーとして、新たに山田真之亮を起用すると発表した。山田は2016年にUPGARAGE BANDOH 86をドライブしており、チーム“復帰”を遂げることになる。

　TEAM UPGARAGEは2019年に向けて、これまで使用してきた86 MCからホンダNSX GT3にスイッチ。小林崇志に加えて松浦孝亮が加入し、強力な体制で挑むことをすでに1月の東京オートサロンで発表していたが、そこへさらに心強い第3ドライバーが加わることになった。

　山田は2013年にFJ日本一決定戦で優勝。2015年は、初年度だったFIA-F4にB-MAX Racing Teamから参戦し、オートポリスでの1勝を含むランキング4位を獲得した。2016年にはスーパーGT参戦を果たし、TEAM UPGARAGE with BANDOHに加入。中山友貴とのコンビで第6戦鈴鹿ではポールポジションを獲得したほか、ランキング14位を獲得している。

　2017年からはTEAM TAISANに加わり、アウディR8 LMSをドライブ。2018年の第1戦岡山では、川端伸太朗とのコンビで貴重な2ポイントを獲得していた。今回、山田はCドライバーとしてTEAM UPGARAGEに“復帰”することになる。

　チームからはどのラウンドに山田が出場するかは明らかにされていないが、ミッドシップのGT3カーは過去2年ドライブしており、持ち前のスピードからも問題はないはずだ。