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世界旗艦店「無印良品 銀座」は青果売場やレストランなど展開、プラスチック製バッグは廃止へ

2019年02月28日 17:42  Fashionsnap.com

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外観 Image by: 良品計画
良品計画が、4月4日にオープンする世界旗艦店「無印良品 銀座」のフロアの詳細を発表した。
【2018年に世界旗艦店が閉店】無印良品の世界旗艦店「無印良品 有楽町」が閉店、銀座に新規出店へ

 無印良品 銀座は国内初の「MUJI HOTEL」とともに読売並木通りビル内に同時出店。同店が地下1階から6階まで、MUJI HOTEL GINZAが6階から10階までのフロア構成となる。
 1階では関東近県の農家を中心に全国から仕入れた有機栽培や減農薬などで育てられた野菜や果物を常時30~50品目を取り揃える。メインテーブルでは旬の商品を紹介するほか、生産者による店頭販売や参加型の産地ツアーなどを行う予定だ。このほか、季節のフルーツや野菜を用いたジュースを提供するジューススタンドや、店内で焼き上げたパンを販売するベーカリー、ブレンドティー32種類を量り売りするブレンドティー工房などを設置。日替わり弁当や丼、麺、サラダ、カットフルーツなど素材の味を活かした商品も取り扱う。日替わり弁当は銀座周辺エリアへの配達サービスを展開する。
 2階と3階フロアでは紳士ウェアや婦人ウェアをはじめ、文房具、スキンケア商品などを販売する。4階では書籍にカスタマイズを加える「本の仕立てサービス」を提供。書籍の表紙や本体のカスタマイズをはじめ、持ち込んだ写真を使用した上製本写真ノートの製作や、活版印刷機を使ったカードへの印刷などを受け付ける。
 5階フロアには暮らしに関する相談カウンター「MUJI SUPPORT」を設置。専門スタッフが収納の悩みから商品選び、家全体のコーディネートなど理想の住まいづくりをサポートする。また、「電球を換えて欲しい」「ブラインドの掃除をしたい」といった要望にもアドバイザーが自宅を訪れて対応するという。6階にはデザイン文化の発信基地「ATELIER MUJI」を展開する。
 地下1階ではレストラン「MUJI Diner」がオープン。7時半~11時までの時間帯は「1日のはじまりに、体を整える」をテーマに、作りたての豆乳がゆ、おにぎりとみそ汁、焼きたてのパンと目玉焼きなど、シンプルでからだにやさしい朝食セットを提供する。昼食メニューでは「美味しい定食」をテーマに、鮮魚の日替わり定食やサラダバーを展開。夕食では「みんなで囲む食卓」をテーマに、小田原漁港から直送された魚介類や、産地まで足を運んで選んだ肉や野菜などを使ったメニューをラインナップする。
 また、無印良品 銀座ではプラスチック製のショッピングバッグやストローの配布を廃止。ショッピングバッグは素材やサイズを見直した紙袋に変更し、顧客自身がバッグを持参した場合はMUJI passportマイルを付与する。食の売場ではストローや試食用の皿、カトラリーを紙製品に変更しプラスチックごみの削減に努めるという。
■無印良品 銀座所在地:東京都中央区銀座3丁目3番5号竣工日:2019年2月28日開業日:2019年4月4日(予定)フロア構成:地下1階 ~ 地上6階(7層)レストラン:MUJI Diner 118席(地下1階)
■MUJI HOTEL GINZA宿泊予約開始:2019年3月中旬客室構成:全79室、13.62㎡~51.62㎡フロア構成:6~10階レストラン:44席(6階)公式サイト