ヤマハは2月28日、『トリシティ155 ABS』に初めてとなるマイナーチェンジを実施し、3月20日から発売すると発表した。
ヤマハ・トリシティはフロントを2本のタイヤで支える独自のLMW(リーンニング・マルチ・ホイール)モデル。3輪モデルならでは安定感あるコーナーリングや快適なクルージング性能が評価されて人気を博している一台だ。
今回マイナーチェンジを受けたのは、そんなトリシティのなかでも高速道路の走行も可能な155ccモデルだ。2019年型トリシティ155 ABSでは、快適性がさらに磨かれ、シート高が従来型から15mm下げられて765mmに。同時にフィット感に優れたシートを採用することで、足つき性と乗り降りのしやすさが向上している。
さらに、カラーリングには大人の上質さを体現する新色の“マットグレーメタリック3”が新採用された。これによりカラーラインアップは従来モデルから継続されるホワイトメタリック6、マットビビッドパープリッシュブルーメタリック1と新カラーの3色展開になっている。
また、ヤマハは同じくLMWモデルである『トリシティ125』『トリシティ125 ABS』についても、2019年型のカラーリングを一部変更することを明らかにした。
原付二種の枠に収まる125ccクラスモデルでは、フロント二輪の軽快さを表現した“マットペールブルーメタリック2”が新たに追加され、ホワイトメタリック6、マットグレーメタリック3という2種類の従来色とともにラインアップされている。
発売日は155ccモデルと125/125 ABSともに3月20日(水)。価格はトリシティ155 ABSが47万5200円、トリシティ125は41万5800円、同ABS付きモデルは45万3600円となっている。製造はいずれもタイのTYM(タイ・ヤマハ・モーター)が請け負う。