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笠井崇志がランボルギーニ・スーパートロフェオ・ミドルイーストでランキング2位を獲得

2019年02月28日 01:21  AUTOSPORT web

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ドバイとアブダビで行われたランボルギーニ・スーパートロフェオ・ミドルイーストに挑戦した笠井崇志
2019年からFFFレーシングチームに移籍し、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ミドルイーストとランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアを戦うことになった笠井崇志が、2月に2ラウンドが行われたスーパートロフェオ・ミドルイーストでランキング2位を獲得した。

 三重県出身の笠井はまだ学生だが、レーシングカートからイタリアのFIA-F4等を経て、スポーツカーレース参戦を志しており、2018年はビンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)からランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパに参戦。プロ-アマクラスのタイトルを争った。

 そんな笠井は2019年、強豪FFFレーシングチームに移籍してスーパートロフェオ・ミドルイーストとスーパートロフェオ・アジアに参戦するが、まずは2月に2ラウンドのみで争われたミドルイーストのシーズンを終えた。

 スーパートロフェオ・ミドルイーストは、2月15~16日にアラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで、22~23日にはアブダビのヤス・マリーナで行われ、それぞれ1ラウンド3レースを消化。6レースでチャンピオンを決する日程だ。

 緒戦となるドバイでの第1ラウンドでは、笠井はフィンランドの若手であるユーソ・プハッカとコンビを組みプロクラスに参戦。予選ではFFFレーシングチームのプリンシパルであるアンドレア・カルダレッリから「タカシは素晴らしい速さをみせてくれた」と賞賛される走りをみせ、レース1から3位でフィニッシュ。さらにレース2でも2位表彰台を獲得する。ただ、レース3は接触の影響でリタイアとなった。


 舞台をアブダビに移しての第2ラウンドでは、ふたたびプハッカと組み参戦。レース1で4位に食い込むと、レース2ではまたも4位に。最終レースとなるレース3では、ブレーキにトラブルを抱えてしまい痛いリタイアを喫してしまう。

 これも響いてか、最終的に笠井とプハッカはスーパートロフェオ・ミドルイーストをランキング2位という結果で終えることになった。冬の戦いを終えた笠井は、今度は4月にマレーシアのセパンで開幕するスーパートロフェオ・アジアい挑むことになる。