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麻薬組織のボス、アンディ・ガルシアがイーストウッドの監視を命令 『運び屋』本編映像

2019年02月27日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 3月8日に公開される映画『運び屋』の本編映像が公開された。


参考:映像はこちら


 本作は、クリント・イーストウッドが自身の監督作としては『グラン・トリノ』以来、10年ぶりに主演を務めた実話を元にしたサスペンス。巨大な麻薬組織で、最大300キロ、13億におよぶ巨額のドラッグを運んだ“伝説の運び屋”で、孤独な老人アール・ストーンの姿を描く。


 公開された映像は、アンディ・ガルシアが演じる麻薬組織のボスのラトンが、自身の右腕であるフリオにドラッグの監視を命じる本編シーン。メキシコにある巨大麻薬組織の本拠地である豪邸では、ラトンがスキート射撃を楽しんでいる。見事的中し「よし!」と満足げなボスに「上達しましたね」とフリオが近づいてくる。「何事です?」と本題を切り出すフリオ。現場で働く彼は、特別な命令がない限りこの豪邸を訪れることはない。「あの爺さんに、デカいブツを運ばせる」とボスが耳打ちする。誰のことかと尋ねるフリオに「タタさ」と微笑む。タタとはおじいちゃんを意味するアールの愛称。「110キロだ。270万ドル相当。一緒に走り、監視しろ。有望な運び屋だ」とフリオにハンドラーとして監視を命じる。これには従順な部下であるフリオも「子守しろと?」と、さすがに乗り気ではない。しかし「どうした? 右腕だろ? グスタボに行かせるか?」とラトンが別の部下に視線を送ると、右腕の座を狙うフリオは「了解です」と渋々承諾する。貫禄たっぷりのラトンは「だったら…そんな顔をするな」となだめる。(リアルサウンド編集部)