特撮ドラマ『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』が、4月7日からテレビ東京系で放送される。
三池崇史が総監督を務める同作は、『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』に続く女児向け特撮シリーズ『ガールズ×戦士シリーズ』の第3弾。正義の怪盗「ファントミラージュ」が「逆逆警察」によって「イケナイヤー」にされてしまった人から「イケない心」を「ちょーだいして」平和を取り戻すというあらすじだ。最新VFXを使用した映像や、EXPGの監修によるダンスも見どころになるという。
ファントミラージュ役を演じるのはオーディションによって選出された菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛の3人。ファントミラージュを導く謎の男ファンディー役に関口メンディー(EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE)、ファントミラージュと敵対する悪の組織・逆逆警察のリーダー・ギャンヌ署長役に石田ニコル、パティシエでココミの父親役に斎藤工がキャスティングされているほか、黒石高大、ぺえらも出演する。主人公のココミと共にいる熊の妖精・くまちぃの声を本田翼、ナレーションを豊永利行が担当。3月31日には特番が放送される。
本田翼は「くまちぃを演じる時は裏声をつかったり自分なりに工夫や苦労もあるのですが楽しくて良い経験になっています」、斎藤工は「第一話で演じた『イケナイヤー』は、別のキャラクターになるというより、普段優しい慎一の中にある実は外に出ていない部分、人間が同時に持っている両極端の心理をついているんじゃいかと、台本を読んだときはドキッとしました」とコメント。
また三池総監督は「3作品目となると、期待も高まると思うのですが、それを上回るものを目指しています。今回は特に、可愛さやダンス、物語からあふれ出てくる役者たちの魅力を子供達にダイレクトに伝えることが、大事だと考えています」と述べている。
■関口メンディー(EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE)のコメント
ファンディー役の関口メンディーです。ひみつ戦士ファントミラージュのボスとして逆逆警察とたたかっていく役ということで、自分の中でも、監督さんとも話しながら色々なファンディーをイメージして撮影に臨んでいます。このようなファンタジーな世界でお芝居するのは初めてなのですごく新鮮ですし、CGなどもイメージしながら考えて演じることがすごく面白いですね。ファンディーは、コミカルな性格で、ホログラムでポッと登場する場所もとにかく毎回面白いので、そういったところもぜひ注目していただきたいです。
■本田翼のコメント
女の子向け特撮シリーズに参加させていただくことが初めてで更にマスコットキャラクターの声を担当するのも初めてなのでお話をいただいた時は正直びっくりしました。くまちぃを演じる時は裏声をつかったり自分なりに工夫や苦労もあるのですが楽しくて良い経験になっています。くまちぃはファントミラージュの女の子達を見守る役割で、きちんとこの子達に教えてあげなきゃ、伝えてあげなきゃと一生懸命だと思うので、ドラマを観ている女の子達にもそれが届くように心がけて演じています。
■石田ニコルのコメント
署長なのでアベコベ刑事とマギャク巡査をまとめるために、リーダーシップをとろうとするんですが、どこか空回りしてたり、抜けたところがある愛されるキャラクターを演じています。衣装の半分が警察の制服、もう半分がドレスになっているところや、メイクも半分半分違うところもポイントです。逆逆警察のシーンは、大人が「これが面白いんじゃないか」と本気で面白いものを探り、毎回作り上げているので、みなさんで好きな回を見つけて「くすっ」と笑っていただければ嬉しいです。
■斎藤工のコメント
桜衣慎一は、主人公ココミのお父さんであり、優しいスイーツ男子です。経営しているスイーツカフェだったり、遊園地での撮影は、その世界に自分がいることがとても新鮮で、見たことのない自分に出会えている気がしています。第一話で演じた「イケナイヤー」は、別のキャラクターになるというより、普段優しい慎一の中にある実は外に出ていない部分、人間が同時に持っている両極端の心理をついているんじゃいかと、台本を読んだときはドキッとしました。お子さんも、その保護者の方がみてもドキっとするし、ドラマ自体がカラフルで楽しいファンタジーになってますので、ぜひ、ご家族で楽しんでもらえたら嬉しいです。
■三池崇史総監督のコメント
さらに楽しく、さらに優しく!がテーマです。観てくれる子供たちに楽しんでもらうためには、演じる側もお芝居も楽しむことが必要だと感じています。3作品目となると、期待も高まると思うのですが、それを上回るものを目指しています。今回は特に、可愛さやダンス、物語からあふれ出てくる役者たちの魅力を子供達にダイレクトに伝えることが、大事だと考えています。ファントミラージュたちは、キラっと光るものがあり、それぞれ個性も違って、これからが楽しみです。ひとつのシリーズを観て卒業ということではなく、今まで観てくれた子供たちがお姉ちゃんになっても楽しめる、今まで観てなかったもっと小さな女の子も楽しめる、そんなシリーズをつくっていきますので、ぜひ観てください。