トップへ

第91回アカデミー賞レディー・ガガ歌曲賞受賞 「夢のため諦めず戦って」

2019年02月25日 17:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

アカデミー賞授賞式のレッドカーペットに登場したレディー・ガガ(画像は『A Star Is Born 2019年2月24日付Instagram「The cast of #AStarIsBorn arrives on the #Oscars red carpet.」』のスクリーンショット)
現地時間24日に今年の賞レースを締めくくる第91回アカデミー賞授賞式が行われた。今年は司会者なしで開催され、最初のモノローグの代わりに「クイーン」と歌手アダム・ランバートによるパフォーマンスで開幕し、大盛り上がりを見せた。その後、各賞が発表され、感動的な授賞式となった。

司会者なしで迎えた授賞式だが、豪華なセレブ達が今年も授賞式を盛り上げることになった。オープニングの「クイーン」とアダム・ランバートのパフォーマンスをはじめ、ジェニファー・ハドソンがドキュメンタリー映画『RBG』の『I’ll Fight』を熱唱、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが映画『アリー/スター誕生』の主題歌『Shallow』をデュエットし、まるでまだ映画の中にいるような息のあったパフォーマンスで魅了した。

そして、映画『グリーンブック』が栄えある作品賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、脚本賞の3冠を獲得。『ボヘミアン・ラプソディ』が主演男優賞(ラミ・マレック)、編集賞、音響編集賞、録音賞の4部門で受賞した。

さらに『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンが主演女優賞を、『ビール・ストリートの恋人たち』のレジーナ・キングが助演女優賞を受賞した。

なお、外国語映画賞には日本の『万引き家族』がノミネートされていたが映画『ROMA/ローマ』が受賞し、長編アニメーション賞にノミネートされていた日本の『未来のミライ』も惜しくも受賞を逃し『スパイダーマン:スパイダーバース』が獲得している。

日本でも大ヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』で主演男優賞を受賞したラミ・マレックは「クイーン」に「僕はあなたたちが作り上げてきた偉大なレガシーに、ほんの少しですが功績を残すことができました。永遠の借りができましたね」と感謝。さらに『Shallow』で歌曲賞を受賞したレディー・ガガは「この瞬間を見てくださっている皆さんへ。これは一生懸命頑張ってきたから成し遂げることができたと伝えたいです。長い間一生懸命努力をしてきました。もちろんこれを受賞することが全てではありませんが、(大切なのは)諦めないことです。もし夢があるのなら、そのために戦ってください」と涙を流しながらメッセージを送っていた。

■第91回アカデミー賞授賞式 授賞結果
作品賞:『グリーンブック』
監督賞アルフォンソ・キュアロン:『ROMA/ローマ』
主演男優賞ラミ・マレック:『ボヘミアン・ラプソディ』
主演女優賞オリヴィア・コールマン:『女王陛下のお気に入り』
助演男優賞マハーシャラ・アリ:『グリーンブック』
助演女優賞レジーナ・キング:『ビール・ストリートの恋人たち』

画像は『A Star Is Born 2019年2月24日付Instagram「The cast of #AStarIsBorn arrives on the #Oscars red carpet.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)