映画『転がるビー玉』の製作が発表された。
『黒い暴動❤』『サラバ静寂』などを手掛け、『魔法少年☆ワイルドバージン』の公開を控える宇賀那健一が監督を務める同作は、雑誌『NYLON JAPAN』の15周年企画として製作。東京オリンピックが近づく渋谷を舞台に、街の再開発で取り壊しが決まった古い家で共同生活する愛、瑞穂、恵梨香のささやかな日常を描く。公開は2019年度内を予定。
製作の発表とあわせて主演キャストオーディションを実施。プロアマ、演技経験は不問、18歳から29歳までの女性が対象となる。締切は3月15日16:00まで。主演に選出された人は『NYLON JAPAN』の表紙を飾ることが確約される。詳細はNYLON JAPANのオフィシャルサイトで確認しよう。
■宇賀那健一監督のコメント
この映画は成功している女の子たちのキラキラした話ではありません。
決して「宝石」ではない、かといって「転がる石ころ」でもない。
さながら「転がるビー玉」のような女の子たちの話です。
でも僕は、足りないところも駄目なところも沢山ありながら、自らの夢を掴むために必死に手を伸ばす、「転がるビー玉」の屈折した輝きは、宝石より美しいと思っています。
足元に転がった輝きをきちんと捉えた映画になるよう、僕も必死に手を伸ばしてこの映画を作っていきますので、応援の程、宜しくお願い致します。