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『未知との遭遇』『時計じかけのオレンジ』など初上映 『午前十時の映画祭』最終回、上映作品発表

2019年02月25日 12:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月5日から2020年3月26日の51週にわたって開催される『午前十時の映画祭10-FINAL-』のラインナップが発表された。


参考:旧作上映に映画館の“意志”が現れる 「午前十時の映画祭」10年間の文化的功績


 2010年2月、全国25館でスタートした、川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会主催の『午前十時の映画祭』は、世界の名作の数々を低料金かつ最良の環境で上映し、新たな映画ファンの育成を目指して始まった映画祭。開催初回からこれまでに436万1515人(2月10日現在)を動員し、今回が最終回となる。作品選考にあたっては、昨年秋にファンからリクエストを募集し、その結果の多くがラインナップに反映され。外国映画と日本映画、全27本を全国58劇場で約1年にわたって上映する。


 今回のラインナップは、映画祭初上映11本、これまで上映した作品のアンコール上映16本の計27本。オープニングはスティーヴン・スピルバーグ監督作品『未知との遭遇』、さらに、ファンからのリクエストが多数寄せられた『JAWS/ジョーズ』『E.T.』を連続上映。また、ルキノ・ヴィスコンティ監督『ベニスに死す』、スタンリー・キューブリック監督『時計じかけのオレンジ』という二大巨匠の傑作も初上映される。アンコール作品は、『風と共に去りぬ』『ローマの休日』『アラビアのロレンス』『ゴッドファーザー』ほか、映画史上の名作の数々を再上映。日本映画では、『日本のいちばん長い日』『八甲田山』の2本を4Kデジタルリマスター版で初上映する。また、毎回大人気の『七人の侍』『砂の器』の上映も決定。クロージングは、大好評だった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作が3週連続で一挙上映される。


●新規セレクト外国映画(9本)
『ベニスに死す』(1971)
『時計じかけのオレンジ』(1971)
『JAWS/ジョーズ』(1975)
『未知との遭遇 ファイナル・カット版』(1977)
『ブルース・ブラザース』(1980)
『愛と青春の旅だち』(1982)
『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990)
『テルマ&ルイーズ』(1991)
『レオン 完全版(1994)


●新規セレクト日本映画(2本)
『日本のいちばん長い日 4Kデジタルリマスター版』(1967)
『八甲田山 4Kデジタルリマスター版』(1977)


●アンコール上映(16本)
『風と共に去りぬ』(1939)
『ローマの休日』(1953)
『七人の侍 4Kデジタルリマスター版』(1954)
『ウエスト・サイド物語』(1961)
『アラビアのロレンス/完全版』(1962)
『大脱走』(1963)
『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)
『ゴッドファーザー』(1972)
『スティング』(1973)
『砂の器』(1974)
『E.T.』(1982)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)
『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(1989)
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(1990)
『ショーシャンクの空に』(1994)


(リアルサウンド編集部)