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GMの電動アシスト自転車「Arīv」、まずは欧州マーケットに投入

2019年02月24日 10:01  Techable

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米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)は開発中の電動アシスト自転車の命名を一般公募していたが、「Arīv」と命名したと発表した。

コンパクトタイプの「Arīv Meld」と折りたたみタイプの「Arīv Merge」をまずはドイツ、ベルギー、オランダのマーケットに今年後半にも投入する。・車の販売に限界車メーカーが電動アシスト自転車? と思うだろうが、環境に優しく、また手軽な乗り物が世界あちこちで人気となっていることが背景にある。

多様なモビリティを提供しようという動きは他の車メーカーでも見られ、これは車の販売に限界があることの裏返しでもある。そうした中で、GMにとって消費者に提供する初の車以外のパーソナルモビリティがArīvだ。・航続距離64キロArīvはアシストレベルを4段階で調整でき、最高スピードは時速25キロ。フル充電(要3.5時間)したときの航続距離は約64キロとなっている。

通勤などに使ってオフィスや集合住宅に持ち込める折りたたみタイプも用意するなど、日常での使いやすさをアピールする。ただし、価格はMeldが2800ユーロ(約35万円)、Mergeが3400ユーロ約43万円)とややお高めだ。

お膝元の米国ではなく、まず欧州で展開するのは「欧州では電動アシスト自転車の人気があるから」とのこと。バイクほどの価格設定で環境意識の高い欧州マーケットを切り開けるか見ものだ。

GM