スズキの公式YouTubeチャンネルで2018年10月に発表された新型の大型二輪車『KATANA(カタナ)』のインプレッション動画が公開された。
18年ぶりに復活したスズキの新型カタナは、1980年のケルンモーターショーに登場したGSX1100S KATANAを原型としている。搭載されているエンジンは排気量999ccの水冷並列4気筒だ。このエンジンは2005年型のGSX-R1000(K5)のエンジンがベースで、ストリート用のパフォーマンスを重視した改良が加えられている。
エンジンのボア・ストローク比は73.4×59.0mmのロングストローク設計、最大出力は約149馬力(110kW/10,000rpm)、最大トルクは108N・m/9,500rpmを発揮する。
新型カタナは、日本の浜松工場で生産され、2019年春から欧州を中心に販売開始が予定されているが、発売前にインプレッション動画が公開された。
インプレッションは、ロードレース世界選手権に参戦した経験を持ち、現在はスズキのMotoGPマシン開発ライダーなどを務める青木宣篤が行っている。