レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーが、F1プレシーズンテスト4日目の走行を終え、作業を順調に進めることができ、マシンの感触も非常に良いと語った。
ガスリーは、21日の走行を担当、146周と14人中2番目に多い周回数を記録、午後にC3タイヤで出した1分18秒780で11番手となった。
今週のテストではレッドブルはラップタイムを追求することなく、作業に励んだとガスリーは示唆している。
「とても有意義な一日だった。ロングランを何度も繰り返し、たくさんのテストをしながら、146周を走ったんだ」とガスリー。
「ラップタイムには表れていないけれど、マシンの感触は全体的にとてもいい。いまはテストに集中していて、自分たちが何に取り組んでいるのかを理解して作業にあたっている。だからとても満足だよ」
「今週は順調で、たくさんの周回を重ねることができた。僕にとってそれが重要だ。それに、マシンにも新しいエンジニアにもなじむことができた」
「来週はもっとたくさんのことに取り組んで、開幕戦メルボルンへの準備を整えたい」
2019年からレッドブルが搭載し始めたホンダのパワーユニット(PU/エンジン)について感想を聞かれたガスリーは、「とてもいいと思う」と語ったと、Formula1.comが伝えている。
「ホンダエンジンを積んだトロロッソはすごく速かった。僕らとしてもうれしい」
トロロッソはテスト3日目にダニール・クビアトがトップタイムをマーク、4日目にはアレクサンダー・アルボンが2番手となった。
「まだやるべきことは残っているけれど、ホンダが冬の間にとてもいい仕事をしてくれたことは確かだ。来週(のテストで)はさらに向上させていくが、最初の4日間はすごく好調だった」