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岐阜の老舗百貨店ヤナゲンが大垣本店を8月末に閉店、半世紀にわたり運営

2019年02月22日 14:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ヤナゲン大垣本店 公式サイトより
岐阜の老舗百貨店のヤナゲンが、大垣本店を8月31日に、FAL店を9月28日にそれぞれ閉店すると発表した。

 ヤナゲンは明治43年創業の柳源呉服店が前身。大垣本店は1961年12月に開設され、1966年に百貨店営業許可を取得し、百貨店としての展開をスタートした。大垣本店はかつてA館、B館、C館の3館体制だったが、現在はA館のみが営業している。同社は2005年に東証一部上場の平和堂の連結子会社化。2011年7月にFAL店が平和堂アル・プラザ鶴見2階に移転した。2016年8月には百貨店事業50周年にあわせて大垣本店がリニューアルオープンしたが、業績が振るわず両店舗の営業終了が決まった。なお、2018年2月期の業績は売上高30億1,400万円、営業利益2,000万円、経常利益1,400万円で、当期純損失は600万円を計上していた。