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バーチャルYouTuberのシチュエーションコメディ誕生! ドラマ『四月一日さん家の』4月放送開始

2019年02月22日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 バーチャルYouTuberたちのシチュエーションコメディドラマ『四月一日さん家の』(テレビ東京系)が4月よりスタートする。


参考:アバンティーズ、決意の再始動 “エイジの日”に送り出した愛しかないドキュメンタリー


 本作は、ときのそら、猿楽町双葉(新人)、響木アオ……個性もキャリアも異なるバーチャルYouTuber3名が、東京下町の一軒家に住む四月一日(わたぬき)三姉妹役に挑戦。両親を亡くした三姉妹のハートウォーミングでたまに切ない、笑いに満ちた日常を描く。


 舞台は東京江東区・門前仲町にある、 長女・一花(ときのそら)、次女・二葉(猿楽町双葉)、三女・三樹(響木アオ)の三姉妹が暮らす四月一日家。 三姉妹の母親は幼少期に他界。父親も昨年亡くなり、一軒家を相続し、3人だけの共同生活をしている。 生活の中で起こる、 ささいな出来事や思わぬ事件を描き、 リアリティあふれる姉妹の会話によって、ほのぼの日常系シチュエーションコメディドラマが繰り広げられる。


 脚本には、 『バイプレイヤーズ』のふじきみつ彦、お笑いコンビだけでなく俳優・脚本家としても活躍する、シソンヌのじろう、近年注目の劇団「シベリア少女鉄道」を主宰し、『ウレロ★』シリーズで知られる土屋亮一、『おはよう忍者隊ガッチャマン』の堀雅人、『猿以外の惑星』の熊本浩武が担当。また、 企画協力として『勇者ヨシヒコ』(テレビ東京系)『ゲームセンターCX』(フジテレビONE)の酒井健作が参加している。


 監督には、 現在『セカイ系バラエティ 僕声』(WOWOW)の演出でも注目を浴びる住田崇、乃木坂46のMVや映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の監督を務める湯浅弘章や『猫侍』の渡辺武、『YOUは何しに日本へ』の太田勇が携わっている。そして、スタイリングに、米アニー賞を受賞した映画『未来のミライ』にも参加した伊賀大介、音楽を『とと姉ちゃん』(NHK)をはじめ数々の映画・ドラマ音楽を手がける遠藤浩二が務める。


コメント一覧
ときのそら(長女:四月一日 一花役)
今回わたしがドラマ『四月一日さん家の』一花役でまさかの女優デビューということで、本当にびっくりしています! 今までプロの方に演技を教わったこともなくて、台本のセリフを覚えるところからすごく大変でしたが、三姉妹の長女役だったので日頃からみんなに「お姉ちゃんっぽい」と言われるところ? がドラマで活かせていたらいいなと思います。アオちゃんや、今回初めて一緒になった双葉ちゃん、そしてスタッフさんもみんなが頑張って作り上げた作品だと思うので、頑張った分たくさんの人に観てもらえて、楽しんでもらえたらうれしいなと思います!


猿楽町双葉(次女:四月一日 二葉役)
初めまして猿楽町双葉です! 四月一日家の次女を演じています。
何もかもが初めての経験で今もまだ緊張しています。
そらちゃん、アオちゃんと共に和気藹々と楽しく作った作品、沢山の方に毎週楽しんで観ていただけたら嬉しいです! よろしくお願いします。


響木アオ(三女:四月一日 三樹役)
三女三樹役の響木アオです! この度、こうして素敵な作品に関わらせていただけてとっても嬉しいです!!
生まれてきてよかった~~! ありがとうさぎ~~~!!
撮影は初めてのことばかりでドキドキでしたが、終われば楽しかった記憶しかなく、本当に素敵な経験をさせていただきました!
みんなのこだわりが詰まった『四月一日さん家の』。
たくさんの人に楽しんでもらえますように! みんなと観られるの楽しみっ(ハート)


五箇公貴プロデューサー
バーチャルYouTuber(VTuber)という存在を初めて見たときに感じた衝撃は今でも忘れられません。
VTuberのおかげで、正直遠くに感じていたVRジャンルにおけるエンターテインメントの可能性が物凄く身近な存在になったとともに、無限に広がる可能性を感じました。
そして去年の夏前頃、どうにかVTuberの方々と一緒に、まだ見ぬ新しいエンターテインメントを作りたいと思い企画を開始しました。
VTuberの特性を色々考え、研究し、あえてテレビの王道で昭和の香りもする“シチュエーションコメディ”を最新の技術を使ってやってみたら面白いのでは? と思いつきました。実写スタッフとVR技術スタッフ、そしてVTuberの女優が混然一体となりVRの世界で苦楽を共にし、幾度とない試行錯誤を繰り返しながら一つのゴール目指し作品を作れたことは私個人としても今まで経験したことのない感覚で、確実に新しい時代のエンターテインメントの夜明けを感じました。
2019年は『バーチャルのど自慢』『バーチャルさんはみている』などVTuber界隈が盛り上がってきています。我々バーチャルYouTuberドラマ『四月一日さん家の』もVTuberエンターテインメントの盛り上げ役の一端を担わせていただければと思っております。バーチャル世界の方々も実世界の方々も、この試みを温かく見守ってくださると幸いです。 (文=リアルサウンド編集部)