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「受験川柳」結果発表 「インスタで 推薦組が 弾けてた」「教師より アプリに聞いた この進路」など入選

2019年02月21日 17:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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"赤本"こと「大学入試シリーズ」を出版する教学社は2月21日、第4回「受験川柳」の結果を発表した。現役受験生や受験経験者、受験生の家族らから計2162句の作品が寄せられた。

最優秀賞は「いつもより 解ける気がする 勝負ペン」。作者の明日やろうは馬鹿野郎さんは「物理的根拠はないのに、なんとなくいつもより問題が解けるシャーペンや鉛筆があると思います。そんな経験を俳句にしました」とコメントしている。

「絵馬の字も 風格のある 二浪生」

高校生特別賞に輝いたのは「参考書 蛍光色の 虹かかる」で、作者は「あるとき参考書を開いたらカラフルになりすぎていて、虹みたいだなと思いました。そのことに気づいてからは参考書を開くことが少し楽しみになりました」という。

佳作には、「ベクトルが 頭に刺さる 夢を見た」(なべともあきさん)、「うたた寝に 喝か毛布か 迷う母」(凛香さん)といった努力の跡が見られるものや、

「インスタで 推薦組が 弾けてた」(ふたまさん)
「教師より アプリに聞いた この進路」(らんすさん)
「絵馬の字も 風格のある 二浪生」(安田蝸牛さん)

といった悲喜こもごもの受験生が思い浮かぶ作品が選ばれた。同社は引き続き、第5回「受験川柳」を募集。応募期限は今年10月15日。