JRPA AWARDを受賞したTEAM KUNIMITSU高橋国光総監督、全日本モトクロスIA1の成田亮 二輪、四輪のモータースポーツを撮影するプロフェッショナルフォトグラファーで構成される日本レース写真家協会(JRPA)による、例年恒例の写真展『COMPETITION』が2月21~27日にスタートした。開催に先立つ2月20日には、関係者を集めキヤノンギャラリー銀座でオープニングパーティーが行われ、JRPA AWARDを受賞したTEAM KUNIMITSU高橋国光総監督、全日本モトクロスIA1の成田亮、さらに栄誉賞を受賞した中嶋一貴も出席した。
この日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』は、日本国内はもとより海外でも二輪、四輪で争われるレースやラリーの報道写真家として広く活動している会員たちにより撮影された、2018年で“最も印象に残った渾身の作品”を展示するものだ。今回もF1をはじめWRCやル・マン24時間、さらに海外の耐久レースやラリー、そして二輪MotoGPや鈴鹿8耐、また国内ではSUPER GTやスーパーフォーミュラ等、さまざまなカテゴリーで撮影された写真たちが展示されている。
開催に先立ち2月20日に会場内で行われたオープニングパーティーには、JPRA会員をはじめ、カメラメーカーやモータースポーツ関係者が詰めかけ、JRPA小林稔会長の挨拶、キヤノンマーケティングジャパンの東日本プロサポート第1課の関雅之課長の挨拶、そしてJMS日本モータースポーツ記者会の高橋二朗会長による乾杯に続き、会がスタートした。なお、この日はたまたま来日していたという、JGTCチャンピオン経験者で元F1ドライバーのエリック・コマスも来場し、元気な姿をみせた。
パーティー内では、JRPA会員のフォトグラファーたちが記録や戦績だけではなく、そのスタイルや立ち振る舞いがいかに魅力的で、常に話題や撮影機会を提供しうる存在であるか、そしていかにフォトジェニックで、取材活動に対して紳士的であるかなどを総合的に判断し決める『JRPA AWARD 2018』の表彰が行われた。
受賞した大賞のTEAM KUNIMITSU・高橋国光総監督、特別賞の全日本モトクロスIA1の成田亮には記念の楯が授与されたほか、ル・マン24時間優勝により栄誉賞となった一貴は、これまでも大賞を受賞したことがあることから、記念の楯に加え、写真を趣味とする一貴のためにヴァイテックイメージングの山縣ゆう子さんからジッツオの三脚が、JRPAからキヤノンEF40mm F2.8 STMが副賞としてそれぞれプレゼントされた。
さらにパーティーでは、JRPA写真コンテストの表彰も行われ、四輪部門グランプリを受賞した遠藤樹弥さんにニコンD5600 ダブルズームキットが商品として贈られた。その他のコンテスト入賞作品も、会員たちの写真とともに会場内に展示されているほか、今回応募した方は来場時希望があればJRPA会員が講評してくれる。
JRPA報道写真展『COMPETITION』は2月21~27日にキヤノンギャラリー銀座で行われ、その後名古屋、大阪でも開催予定。2月22日(金)18時からは、会員が展示された写真についてそのテクニック等を話す『ギャラリートーク』も開催予定だ。
日本レース写真家協会報道写真展『COMPETITION』
【東京会場】
キヤノンギャラリー銀座
東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビル 1F
2019年2月21日(木)~2月27日(水)
【名古屋会場】
キヤノンギャラリー名古屋
名古屋市中区錦1-11-11 名古屋インターシティ 1F
2019年3月7日(木)~3月13日(水)
【大阪会場】
キヤノンギャラリー大阪
大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F
2019年3月28日(木)~4月3日(水)
入場無料
http://jrpa.org