赤坂アカの漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』が実写映画化され、9月6日から全国東宝系で公開される。
同作は、将来を期待されたエリートが集う私立・秀知院学園に通う頭脳明晰の生徒会会長・白銀御行と、文武両道で大財閥の娘である美貌の生徒会副会長・四宮かぐやを軸にした物語。互いに惹かれ合うも高すぎるプライドが邪魔して告白することができず、いつしか「いかにして相手に告白させるか」だけを考えるようになった2人が、相手に「告らせる」ことだけを追い求めた恋愛頭脳戦を繰り広げる、というあらすじだ。原作は2015年6月から『週刊ヤングジャンプ』で連載され、単行本は累計部数450万部を突破。アニメ化もされている。
主演を務めるのは平野紫耀(King & Prince)。かぐやに想いを寄せながらプライドが邪魔し、全国トップレベルの学力を誇る頭脳を「かぐやに告らせる」ことに使う天才生徒会長・白銀御行役を演じる。生徒会副会長として白銀を支えながら、「会長に告らせたい」と用意周到に白銀からの告白を仕向けようとする四宮かぐや役を橋本環奈が演じる。平野と橋本は初共演。
メガホンを取るのは『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『ニセコイ』などの河合勇人。脚本はドラマ『グッド・ドクター』を手掛けた徳永友一が担当する。
平野紫耀は同作への出演にあたり「僕が演じる白銀御行は天才という役柄ですが、僕自身はメンバーやファンの方々からよく天然と言われることが多いので、自分で大丈夫なのかなという不安があります(笑)が、これから監督さんやスタッフさんと相談しながら、天才とはどのような感じか、細かい仕草などを勉強して撮影に挑みたいと思います」とコメント。
以前から原作を読んでいたという橋本環奈は「今回お話を頂き『私なんだ』と驚きつつも、嬉しく思いました」と語っているほか、平野との共演について「平野さんは、テレビで拝見する限り、ある意味『天才』、そして素晴らしい『逸材』だと思っていました。天才は少し変わっているので、色んな意味で平野さんみたいな方はいないと思っていましたし、ピッタリだと思います」と述べている。
■平野紫耀のコメント
今回オファーを頂き、とても嬉しかったです。この作品は、ただの恋愛ではなく“恋愛頭脳戦”という、天才たちが頭を使って恋愛をしていくというストーリーなので、「なんて斬新な作品なんだ!」と思いました。僕が演じる白銀御行は天才という役柄ですが、僕自身はメンバーやファンの方々からよく天然と言われることが多いので、自分で大丈夫なのかなという不安があります(笑)が、これから監督さんやスタッフさんと相談しながら、天才とはどのような感じか、細かい仕草などを勉強して撮影に挑みたいと思います。テレビなどで橋本さんを拝見すると、自分と同じハスキーボイスだったので、勝手に親近感を覚えていました(笑)自分自身は“告らせたい”派よりも、“告りたい”派ですが、原作を読み込んでヒントを得て、役との差を埋められるよう頑張っていきたいと思います。
■橋本環奈のコメント
お話を頂く前から原作を読んでいて、とても面白いと思っていましたし、この漫画は実写化したら面白いだろうなと思っていたので、今回お話を頂き「私なんだ」と驚きつつも、嬉しく思いました。
天才たちが頭脳戦で恋愛を繰り広げるという、今までになかった作品の内容なので、今から撮影が楽しみです。私が演じる四宮かぐやは、上品であり、まじめで冷静な天才という役柄です。
仕草や行動が天才に映るようがんばりたいと思います。平野さんは、テレビで拝見する限り、ある意味「天才」、そして素晴らしい「逸材」だと思っていました。天才は少し変わっているので、色んな意味で平野さんみたいな方はいないと思っていましたし、ピッタリだと思います。
私自身は“告りたい”派のため、“告らせたい”という気持ちはないので、原作を読み込んで勉強したいと思います。そして、監督やスタッフの方々と相談し、初共演の平野さんとこの作品の面白さやドキドキ感を作っていければと思っています。
■赤坂アカのコメント
この作品は「二面性がテーマ」と言えば聞こえはいいのですが、肝要は天才と呼ばれる二人が恋して死ぬほどアホなやり取りをする作品です。
裏腹な二人は非常に多彩な表情を見せます。普段はクールに振る舞い腹黒い事を考えつつも、次のページでは焦って困って泣いて喚いて嫉妬し恥ずかしがって喜んで、おおよそ人間の持つ感情を全て出してきます。
平野さんと橋本さんにはそんなキャラクター達を演じて頂きます。
イケメン代表として作中でも少し触れさせて頂いた平野紫耀さんに、説明不要の美少女、橋本環奈さん。凄い。夢みがちな人の妄想キャスティングでももう少し遠慮すると思います。
お二人の忙しなく変わる色んな表情を見れると思うと、今から楽しみです。
そして、そんな表情の中からファンの皆様でも未だ見た事の無い表情を引き出す事が出来るのではないかと、原作者としては密かに期待しています。