映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』が『第43回香港国際映画祭』ヤング・シネマ・コンペティション部門に正式出品されることが発表。あわせて場面写真が公開された。
今秋公開される同作は、『TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2016』審査員特別賞を受賞した箱田優子監督の『ブルーアワー』の劇場公開版。仕事にも人生にもぼやきながら東京でCMディレクターとして働く30歳の砂田が、祖母の見舞いのために、自由奔放な友人・清浦と共に大嫌いな地元・茨城に帰ることになるというあらすじだ。自分自身や田舎にコンプレックスを抱きながら奮闘する砂田役に夏帆、清浦役にシム・ウンギョンがキャスティング。
1977年に始まった『香港国際映画祭』は、メジャー、インディーズ、ドキュメンタリー、アニメーションなど様々な作品がラインナップするイベント。ヤング・シネマ・コンペティション部門は、これまでに『恋に至る病』『あみこ』『祖谷物語 -おくのひと-』といった作品が日本から出品されている。今年は3月18日から4月1日まで開催され、箱田監督も出席予定。箱田監督は「東京に住む有象無象の中の一人である私が描いた小さなお話が、まずは海外しかも香港国際映画祭といった華やかな舞台で初お披露目になるのが正直不思議な感覚です」とコメントを寄せている。
公開された場面写真には、ソファーに腰かける砂田の姿をはじめ、清浦がビデオカメラを構える様子、でんでん演じる砂田の父・浩一が日本刀を手にするシーン、南果歩演じる砂田の母・俊子がテーブルにつく場面などが写し出されている。
■箱田優子監督のコメント
東京に住む有象無象の中の一人である私が描いた小さなお話が、まずは海外しかも香港国際映画祭といった華やかな舞台で初お披露目になるのが正直不思議な感覚です。砂田、清浦、いってらっしゃい!!!めちゃ応援してる!