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スーパーGT:Audi Team Hitotsuyamaが2019年参戦体制を発表。R8 LMSエボとヨコハマを使用

2019年02月21日 00:31  AUTOSPORT web

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富士スピードウェイでシェイクダウンされたアウディR8 LMSエボ
スーパーGT GT300クラスに参戦するAudi Team Hitotsuyamaは2月21日、チームの公式サイト(http://hitotsuyamaracing.net)で2019年の参戦体制を発表した。今季はリチャード・ライアンと富田竜一郎のコンビは変わらないが、新たにアウディR8 LMSエボを投入。ヨコハマタイヤを装着することになった。

 2011年にスーパー耐久にアウディR8 LMSを初めて投入し、12年からはGT300クラスでR8 LMSを投入。2016年第7戦もてぎで優勝を飾るなど、スーパーGTのトップチームのひとつとして活躍してきたAudi Team Hitotsuyama。2018年は度重なるトラブルやアクシデントに泣かされるシーズンだったが、2019年に向けて体制を強化して臨むことになった。

 ドライバーについては、2015年以来チームを支えるリチャード・ライアンと、昨年チームに加入した気鋭の富田竜一郎のふたりで変更はないが、第3ドライバーとして、2018年の鈴鹿10時間で起用したアレッシオ・ピカリエロが起用される。ピカリエロは長距離の第2戦と第5戦で参加する予定だ。

 一方で、車両については空力や耐久性が向上したアウディR8 LMSエボを投入することになった。海外でも実績を残してはじめているエボモデルだが、すでにチームに到着し、富士スピードウェイでシェイクダウンも行っている。

 さらにタイヤも変更されることになった。2018年まではダンロップを使っていたが、今季はヨコハマに変更。この理由についてチームは「タイヤ競争が激化するスーパーGTにおいては、タイヤメーカーとの協力が必要不可欠となっており、これまでにアウディR8 LMSやMRマシンでの実績が豊富なヨコハマタイヤと協力し、好リザルトを狙います」と説明している。

 Audi Team Hitotsuyamaでは、さらに2018年に参戦して好走をみせた鈴鹿10時間にも参戦することになった。ドライバーは昨年同様、ライアン/富田/ピカリエロというトリオだ。

 チームは「ふたたびシリーズチャンピオン争いに加われるチームになることを目標に努力して参ります」と綴る。新しいR8 LMSエボ、そしてドライバーラインアップともに、優勝争いに加わるポテンシャルは間違いなくある。ライバルたちにとっても手強い体制と言えそうだ。

Audi Team Hitotsuyama 2019年スーパーGT参戦体制
マシン:アウディR8 LMS
カーナンバー:21
タイヤ:ヨコハマ
Aドライバー:リチャード・ライアン
Bドライバー:富田竜一郎
Cドライバー:アレッシオ・ピカリエロ
チームオーナー:一ツ山幹雄
チーム代表:一ツ山亮次
チーム監督:一ツ山幹雄
チーフエンジニア:佐藤真治
チーフメカニック:片瀬徹
データ分析パートナー:グランバレイ株式会社

オフィシャルFacebookページ
https://www.facebook.com/hitotsuyamaracing