マクラーレンF1は19日、カタルニア・サーキットでのテスト2日目でも確かなパフォーマンスを見せ、ランド・ノリスはチームのMCL34で104周を走行した。
ノリスはマクラーレンの“当日のプログラム”において一貫性のある走りを見せた。彼はすべての走行距離を最大限に活用しつつ、空力相関テストのほか、カルロス・サインツJr.が前日に行なったデータ収集作業も引き継いでいる。
またチームメイトのサインツJr.と同様に、ノリスも午後のセッションの終盤ではペースを上げ、その日2番手のタイムを記録した。
「初めてマシンに乗ったがことを考えると、今日の出来にはとても満足しているよ」とマクラーレンのルーキーであるノリスは言う。
「チームは素晴らしい仕事をしてすべてを仕上げてくれた。この2日間で僕たちは多くの走行距離を稼くことができ、望む限り最高の結果となった」
「タイムは僕たちにとって重要ではない。こなすべきプランをやり切ることがすべてなんだ。特にシーズンのこの時期、マシンにはテストすべき新しい要素がたくさんあるからね」
ノリスの担当作業にはロングランとピットストップ練習も含まれていたが、テストで行なうのは今回が初めてだったという。
「過去にロングランやピットストップ練習をやったことはあまりない。だからこれから2週間の仕事をこなすために、スピードを出し、エンジニアと話しをすることが僕にとっては最も重要なことだ」
「周回数、走行距離、信頼性を蓄積し、マシンをよく知ることが主な目標だ」
「この数日間で、多くの作業や改善を続けていなかければならない。まだ取り組み中の仕事があることは間違いないよ」