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ジャニーズ初のバーチャルアイドル・海堂飛鳥&苺谷星空、生配信デビューで驚異的な視聴者数を叩き出す

2019年02月20日 11:41  リアルサウンド

リアルサウンド

 ジャニーズ初のバーチャルアイドル・海堂飛鳥(かいどう あすか/CV.藤原丈一郎)と苺谷星空(いちごや かなた/CV.大橋和也)が2月19日、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」で、初めての生配信を行った。


(参考:【会見レポート】ジャニーズ初のバーチャルアイドル・海堂飛鳥&苺谷星空がデビュー!


 同日に発足が発表された、SHOWROOMとジャニーズ事務所の共同事業『Johnny’s × SHOWROOM バーチャルジャニーズプロジェクト』。本プロジェクトにおいて、関西ジャニーズjr.内ユニット「なにわ男子」の藤原演じる海堂と、同じくなにわ男子の大橋演じる苺谷という2人のバーチャルアイドルのデビューが決定していた。今回の記念すべき初回配信は、21:30から海堂が「海堂飛鳥の飛鳥クルージングルーム」、22:30から苺谷が「苺谷星空のいちご果汁99%のお部屋」と、それぞれの配信ルームで個人配信を実施した。


 トップバッターを務めた海堂は、「みんなありがと~! たくさんコメントありがと~!」と集まってくれたファンに感謝の気持ちを述べつつ「なんと今34,000人近くの方が見てくれています。初めての配信と言うことで僕ちょっと緊張しているんですけど……皆さんに楽しんでいただけたらそれだけでうれしいので、皆さん一緒に楽しみましょ~!」と言って配信をスタート。早速ファンからはSHOWROOMの“アイテム”である「飴」「クマのぬいぐるみ」「野球ボール」などが大量に投げ込まれ「うれしいよ~!」と、アイドル感いっぱいに手を振って見せた。


 なお、「クール系王子様キャラ」とされている海堂は、「飛鳥」「飛鳥さん」呼びを推奨し「絶対に……絶対に……飛鳥ちゃんっていうのはやめてね!」と、女の子のように呼ばれることが嫌な様子。しかしファンからは「飛鳥ちゃん」との呼びかけが連発してしまい、「『飛鳥ちゃん』って言ってくる人が何人かおるけど……それは嫌ってゆったやん!」と拗ねていた。また配信の途中には、コメントが止まってしまうというハプニングが起こるも、それに動じることなくしゃべりで難なく場を繋ぐなど、トークスキルの高さを見せつけた。


 続いて22:30からは苺谷が登場。配信冒頭「さっきね。飛鳥がね、僕のプリン食べてたんですよ! もうショックで……僕も配信する前に食べたかったんですけど、食べられなかったんですよ……」としょんぼりしながらも「だから飛鳥に今日買って来てもらいます! イエーイ!」と、天真爛漫な元気キャラらしくハイテンションな出足を切った。


 さらに、さきほど出番を終えた海堂もコメントで参加。視聴者からの「飛鳥くんと何がしたいですか?」という質問に苺谷が「僕らアイドルしているんで、いずれかはデビューしたいです。それまでは一杯頑張りたいと思います!」と優等生なコメントをしたところ、海堂からは「ダルい」とのメッセージが。すると、苺谷は「もしかして飛鳥が言ったん!? なんでダルいって言うの~? ダルいって言いながら、いっつもアレやん。俺が作った切り干し大根、美味しいって言ってくれるやん」と、2人の掛け合いにファンはホッコリとしていた。


 今回、ジャニーズが初めてネット領域に本格参入するという期待感の高さゆえか、海堂の配信には開始前から30,000人近くのユーザーが待機し、番組終了時には96,391人という視聴者数を叩きだしていた。苺谷はそれより少なく視聴者数は最高で40,811人。この格差には、事前にメディアでアナウンスされていた配信時間が21:30で、海堂の配信終了(22:00頃)と苺谷の配信開始(22:30頃)に30分のインターバルがあり、かつ、海堂の配信で特に苺谷の配信についての言及がなかったために、ユーザーが苺谷の配信に気付かなかったことが理由だと考えられるが、いずれにしても、デビューしたばかりのアイドルとしては驚異的な数字だ。


 なお、本日も両名とも同じ時間にSHOWROOMで個人配信をするらしい。将来的には、楽曲製作、アニメ化、映画化など、多彩なメディアミックス展開も見据えているという2人を中心としたプロジェクトに、今後も目が離せない。(こじへい)