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ガスリー「レッドブル・ホンダのパッケージに大きなポテンシャルを感じた」。クラッシュで走行切り上げも、挽回を誓う

2019年02月20日 07:31  AUTOSPORT web

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2019年第1回F1テスト2日目のピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)。会見でメディアの質問に答える
レッドブル・レーシングのニューマシンRB15・ホンダで初めて走行したピエール・ガスリーは、クラッシュにより走行時間を失ったことを悔しがる一方で、新パッケージにとてもいい印象を持ったと語った。

 2019年第1回F1テスト2日目、セッション終了近くにガスリーはスピン、コースオフしてリヤからバリアにヒットした。そのまま走行を切り上げることになり、ガスリーがこなした周回数は92周、自己ベストタイムは午前に出した1分19秒814(C3コンパウンド使用)で12人中7番手となった。

 クラッシュについてガスリーは次のように説明している。

「ターン10からの立ち上がりでパワーをかけて、5速にシフトしたら、リヤのコントロールを失った」とガスリーはFormula.comに対してコメントした。
「マシンを限界ぎりぎりまでプッシュして走っていた。スロットルを開けたらリヤが滑ってああいうことになったんだ。突然のことで、ああなるとどうすることもできない。走行時間を1時間失うことになり、本当にがっかりだ」
「でもテストデーはあと6日間残っているから、これからたくさんの項目をこなしていく」

 一方でガスリーは、この日のテストの内容とマシンの第一印象に関してはポジティブな感想を示している。

「またマシンに乗ることができてうれしい。今日はいいテストができた。とても快適に乗ることができたし、大きなポテンシャルがあると感じた」

「パッケージについてさらに理解を深める必要はあるけれど、最初に受けた印象はよかった」

「予想するのはまだ早い。今は、パッケージの全体的なパフォーマンスを理解すべき段階だ。でも、最初のフィードバックと第一印象がとてもよかったので、それは大事なことだよ」

「テストをしたもののなかで、ポジティブなものもあり、ネガティブなものもあった。さらに理解を進めていく必要がある」

 2018年のトロロッソ時代に続き、今年はレッドブルでホンダF1パワーユニット(PU/エンジン)を使用するガスリーは、2019年に向けてホンダが行ってきた作業にとても満足していると語った。

「彼らは冬の間にとてもいい仕事をした。僕らもトロロッソもたくさんの周回を走っている。すべてのフィードバックを活用していくよ」

「今のところ彼ら(ホンダ)の仕事にはとても満足している。あと6日間、テストは残っているけれど、今の段階では大満足だ」