富士チャンピオンレースシリーズのなかで争われるアウディA1 Fun Cup。コンパクトカーだが、大いにドライビングを楽しめるはずだ。 スーパーGT GT300クラスにはAudi Team Hitotsuyamaとして参戦しているHitotsuyama GmbHでは、JAF公認レースであるアウディA1 Fun Cupに参戦するドライバーを募集している。シリーズ参戦すれば豪華な特典があるほか、チャンピオンはアウディR8 LMSをドライブするチャンスが与えられる。
アウディA1 Fun Cupは、Hitotsuyama GmbHが製作したA1のワンメイクレースカーを使って、富士チャンピオンレースシリーズのなかに組み込まれたJAF公認レース。富士チャンピオンレースのなかで、30台近いライバルたちとの混走のなかにアウディA1 Fun Cupクラスが設けられている。
このクラスに使用されるアウディA1は、ビルシュタイン製サスペンションやエンドレス製のブレーキなどを装備。Sタイヤを履く本格的なマシンだが、アウディSトロニックにより、オートマチックのように操作が可能。もちろんパドルを操作してシフトもできるが、AT状態でも存分に楽しめる。シフトミス等もないので、修理費用を気にすることも減る。また、150馬力とパワーはそこまで大きくないが、逆に気軽に楽しめるマシンに仕上がっている。
この車両を使って、年間4戦の富士チャンピオンレースシリーズに参戦することができる。費用は、スポット参戦の場合1戦38万円、シリーズエントリーの場合は4レースで144万円だ。このシリーズで優れているのは、“アライブ&ドライブ”というパッケージが用意されていること。エントリーフィーやタイヤ、ガソリン代、消耗品等が含まれており、ヘルメットひとつで富士に行き、すぐにレースに参戦することもできる。
また、シリーズでエントリーすると豪華な特典も用意される。いまやヨーロッパで高いシェアを誇るfreem製レーシングウェアのセットか、シーズン後になんとアウディRS3 LMS TCRを30分ドライブできる権利(A1 Fun Cupで2分14秒台を記録したドライバーに限る)、シーズン後にGT3カーのR8 LMSに同乗できる権利のうちのひとつを選べる。
さらにシリーズチャンピオンには、富士スピードウェイで30分間、R8 LMSをドライブする権利が与えられる。GT300で戦うマシンを、その手でドライブできるチャンスは多くないだろう。この特典だけでもシリーズエントリーが“安く”感じられてしまう。
アウディA1 Fun Cupは、ローコストながら非常にドライブしやすく、仲間たちと一緒に楽しむこともできるはずだ。もちろんHitotsuyama GmbHらしいクールな見た目で、レーシングドライバーとしての気分を満喫できる。
詳細情報は、Hitotsuyama GmbHホームページ(http://hitotsuyamagmbh.jp)まで。まずは2分14秒台を、そして表彰台を目指してレースを楽しもう。