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30分750円「睡眠カフェ」ネスレが常設 高級ベッドとコーヒーで安眠サポート

2019年02月19日 19:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ネスレ日本は2月18日、東京都品川区大井町に「ネスカフェ 睡眠カフェ」をオープンすると発表した。同社の発表によると施設は、「コーヒーの飲み分けを通じて新しい睡眠スタイルを提案する体験型カフェ」。日中の理想的な仮眠と、夜間の良質な睡眠を疑似体験する場として作られた。

「睡眠カフェ」はこれまで、原宿や銀座で期間限定オープンしていた。常設は今回が初となる。

好みのマットレスを選択、ハイレゾ音源BGMで睡眠に適した環境を演出


施設では、カフェイン入りコーヒーを飲んで30分仮眠する「ナップコース」と、60分から180分まで30分刻みで仮眠時間を選べる「睡眠コース」がある。「睡眠コース」では、睡眠前はカフェインレスコーヒー、起床後にはカフェイン入りコーヒーが提供される。

カフェには、フランスベッド社製の高級ベッド6台と、最高級のリクライニング機能付きレザーチェア4台を設置。マットレスや枕は好みの固さを選ぶことができる。ナップコースはリクライニングチェアのみ利用できるが、睡眠コースでは、リクライニングチェアとベッド、どちらかを選択可能だ。

照明には、シーンに応じてスマートフォンで色や明るさを自由にカスタマイズできる IoT照明「フィリップス Hue(ヒュー)」を採用し、暖色モードの「くつろぐ」で、リラックスできる環境を整える。

音環境にもこだわり、カフェ内では、森や川の自然音で眠りを誘う安眠ミュージックをハイレゾ音源で流す。同社は、ハイレゾ音源は「従来の圧縮音源と比較して、脳に快感及び安心感を与え、不快感や不安感を減少させる、という研究結果がある」としている。

仮眠や睡眠時の脳波は、睡眠測定アイマスクを使いリアルタイムでモニタリングする。起床後に睡眠の質を確認することができる。

ナップコースは750円(税抜)、睡眠コースは60分1500円(税抜)から利用可能。3月6日の営業開始に先立ち、3月1日からサイト上で予約を受け付ける。