2019年F1プレシーズンテストが18日にスタート。2018年からのスクーデリア・トロロッソに加え、レッドブル・レーシングへの供給も開始したホンダのF1テクニカルディレクター、田辺豊治氏は、テスト初日はスムーズな一日だったと振り返った。
スペイン・バルセロナでのテスト初日はドライコンディションのもとで行われた。ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)を搭載するレッドブルのマックス・フェルスタッペンは128周を走行し、1分19秒426(C3コンパウンド使用)で全体の4番手となった。トロロッソのダニール・クビアトは、77周を走り、1分19秒464(C4コンパウンド使用)で6番手だった。
「今日はPUとしては両チームともに2019年スペックの基本的な機能確認を行いました。一日を通してPUには大きな問題なくセッションを終えましたし、いいスタートだったと感じています」と田辺氏は語った。
「トロロッソとは2年目で互いによく理解できていることも多く、昨年よりもさらにいいチームワークで作業ができていると感じています」
「レッドブル・レーシングとは本日初めて公式セッションに臨みましたが、冬の間に懸命な準備を一緒に続けてきたこともあり、コミュニケーションよくスムーズに一日を終えることができました」
「明日からも開幕戦に向けてまだ長いテストが続きますが、この調子で進めていきたいと思います」
テスト2日目には、レッドブルはピエール・ガスリー、トロロッソはアレックス・アルボンが走行を担当する。