湖池屋は2月18日、「若者のスナック離れ」に関する調査結果を発表した。調査は2018年11月、インターネット上で首都圏在住者12~29歳の男女312人を対象に実施。
1年前とのスナック購入頻度を比較すると、10代の33.7%が「減った・やや減った」と回答している。「減った・やや減った」と回答した20代前半は22.1%、20代後半は16.3%で、若年層になるほどスナック購入頻度が減っていることがわかった。
若年層ほど「スナック購入頻度が減った」傾向に
スナック菓子を食べる時の不満点を聞くと、最も多いのは「手が汚れる」(64.1%)で、2位「袋が開けにくい」(16%)を大きく離した。3位以降「コスパが悪い」「食べ飽きた」(同12.5%)、「機会・時間がない」(9.3%)、「欲しいものがない」(8.3%)と続く。
1位に「手が汚れる」があがった理由として、同社は「現代の若者にとって無くてはならないツールであるスマートフォンと密接な関係にある」と指摘する。汚れた手ではスマートフォンに触れることに抵抗があるとして、「現代の"若者のスナック離れ"がうかがえる結果となりました」とコメントしている。
これを受け「若者のスナック離れ」対策として、同社ロングセラーブランド「スコーン」の1粒を巨大化し、抱きまくらにした「抱きスコーン」をプレゼントするキャンペーンを同日18日から実施する。
キャンペーンでプレゼントされるクッションの表面は「スコーン」だが、裏面にはお笑いコンビ・野性爆弾のくっきーさん、またはインスタグラムで話題の美少年「翔くん」を等身大でプリントしてある。なおクッションはくっきーさん版で約190センチ、翔くん版で約160センチとなっている。
等身大クッションについて同社は「スコーンから若者たちが文字通り『離れられない』環境を実現」としている。