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『芳華-Youth-』予告編&場面写真公開 中国激動の時代に軍歌劇団として前線で生きる若者たち

2019年02月18日 16:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月12日公開の映画『芳華-Youth-』より、予告編と場面写真が公開された。


参考:映像はこちら


 本国中国では、公開から1カ月で約230億円突破の大ヒットを記録した本作は、『シュウシュウの季節』『妻への家路』で知られるゲリン・ヤンの原作をもとに、文革、毛沢東の死、中越戦争など時代や国を揺るがす事件が立て続けに発生した激動の70年代が舞台。その時代の波に翻弄されながらも真っ直ぐに逞しく生きていく若者たちの、美しく切ない青春の日々を描く。


 公開された予告編では、軍歌劇団に、夢と希望を持った17歳のシャオピンが入団。なかなか周囲となじめずにいる彼女の唯一の支えは、模範兵のリウ・フォンだった。だが、ほどなくしてリウ・フォンには秘密の想い人がいることがわかる。報われない初恋、秘めた想い、嫉妬、悲しみと喜び、そして、交錯する若者たちのまっすぐで様々な想いが映し出されている。


 フォン・シャオガン監督は、20代の頃に実際に文工団に所属し、「いつか文工団をテーマにした作品を撮り続けたいと願い続け、初監督から数十年が経ち、ようやくその願いが叶った」という。「文工団での生活は何年経っても忘れることはなく、多くのことを記憶から忘れ去っても、この時代のことは私の心に永遠に刻み込まれています。過去の困難な日々を思い出しながら、それは色鮮やかな経験として蘇る。年月を経て、映画監督として60歳を迎えた時、この作品を撮りたいと思いました」とこの作品への想いを語った。(リアルサウンド編集部)