その結果、この化石がほとんどの時間を酸素を含む水中で過ごした生物に属することが分かった。管状構造の隣に化石化した微生物構造体があり、ここで多細胞生物が食料を得ていたという。・これまでの説より15億年以上も前に、動く生物が存在当研究の共著者 Ernest Chi Fru氏は、「これは、海底のバクテリアマットから生成された栄養素と酸素を探して動いた生物だと考えられる」と語る。当研究は、雑誌National Academy of Sciencesで発表された。掲載論文では、フランスの海で発見された21億年前にいたと推測される生物も紹介されている。