ブランパンGTワールドチャレンジ・アジア(旧ブランパンGTシリーズ・アジア)に参戦するハブオート・コルサが2019年のドライバーラインアップを発表。デビッド・ラッセルと2018年のスーパーGT300クラスにスポット参戦した坂本祐也にフェラーリ488 GT3を託す。
2018年シーズンのブランパンGTシリーズ・アジアで2勝を挙げ、ニック・フォスターをドライバーズランキング2位に押し上げたハブオート・コルサ。王座獲得を目指す2019年シーズンはドライバー陣を一新して臨む。
日本人ドライバーとして名を連ねた坂本は、2017年のブランパンGTアジアにチームEBIからスポット参戦。2018年はスーパーGT第2戦富士、第5戦富士でEXE AMG GT3の第3ドライバーを務めた。
パートナーとなるラッセルはオーストラリアV8スーパーカーを主戦場にしてきたドライバーで、2019年のバサースト12時間でGTクラスの表彰台を獲得している。
「ブランパンGTワールドチャレンジ・アジアにふたたび参戦することをうれしく思う」と語るのはチームオーナーのモーリス・チェン。
「参戦初年度となった2018年はレースで勝利しドライバーズタイトル獲得に手が届きそうなところまで行くことができた。だから、2019年の目標はシンプルだ。去年よりもいい成績を残す」
「2019年シーズンに向けて、さまざまなオプションがあったが、アジア圏のモータースポーツシーンをサポートしていくことが重要だと判断した」
全6大会で構成される2019年のブランパンGTワールドチャレンジ・アジアは4月6~7日にセパン・インターナショナル・サーキットで開幕。日本では6月22~23日に鈴鹿サーキット、7月6~7日に富士スピードウェイで第3戦、第4戦が行われる。