B-Max with Motoparkは2月15日、2019年の全日本F3選手権にサッシャ・フェネストラズを起用して参戦すると発表した。
1999年フランス生まれのフェネストラズはカートで腕を磨いた後、2015年からフォーミュラレースにステップアップ。2017年にはフォーミュラ・ルノーでポールポジション9回、優勝7回という成績を残しシリーズチャンピオンを獲得した。
2018年にはFIAヨーロピアンF3選手権に参戦したほか、11月に行われたマカオGPにも参戦。マカオ初挑戦ながら3位表彰台を獲得する活躍をみせている。
そんなフェネストラズは2018年末、鈴鹿サーキットで行われた全日本F3の合同テストに参加。これが鈴鹿初走行だったにもかかわらず、全日本F3を戦ってきたライバルとそん色ないタイムをマークしていた。
B-Max Racingの組田龍司会長は「彼が昨年のマカオGPで3位表彰台を獲得したことからも、彼の能力に疑いはありません。この才能が日本でも必ず発揮されると思います」とフェネストズに期待を寄せている。
2019年はKONDO RacingからスーパーGT300クラスにも参戦するフェネストラズは「全日本F3選手権にB-MAX・Motoparkから参戦するチャンスを得られてとても興奮している」とコメントしている。
「僕にとって、この1年間は素晴らしい経験となるだろう。昨年は勉強のシーズンだったが、今年はつねに上位争いができる準備がしっかりと整っているから、優勝を狙っていきたい」
「未経験のサーキットばかりなので、学ばなければならないことは多いけど、今は走り始めるのが待ち遠しい気持ちだ」
全8大会で構成される2019年の全日本F3は4月20~21日に鈴鹿サーキットで開幕する。