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パージ法制定のはじまりを描く最新作『パージ:エクスペリメント』 6月公開決定

2019年02月15日 20:01  リアルサウンド

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 『パージ』シリーズ最新作となる『The First Purge(原題)』が、『パージ:エクスペリメント』の邦題で6月に全国公開されることが決定した。


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 2013年に公開された『パージ』は、一年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる法律“パージ法”が施行されたアメリカで、市民たちが犯罪者たちから逃げ惑うという斬新な設定で全米初登場No.1の大ヒットを記録。以降、パージ法が施行された街全体でサバイバルする群像劇を描いた続編『パージ:アナーキー』、そしてパージ法を廃止しようとする大統領候補をパージの夜に殺害しようとする『パージ:大統領令』が公開され、いずれもアメリカをはじめ世界で大ヒット、最新作の公開にあわせて全10話のテレビシリーズ『ザ・パージ』も放送された。


 その最新作となる本作は、“パージ法”がなぜアメリカで施行されることになったのか、そのはじまりを描く物語。経済が崩壊したアメリカで政権を持ったNFFA(新しいアメリカ建国の父たち)は犯罪率を抑止するため“パージ法”を一部地区のみに採用した実験的な施策として導入を決定。対象になるのはニューヨーク州のスタテン島。パージ開始後、この島は最悪の密室状態となり、住人は犯罪者にも、被害者にもなる12時間を迎えることとなる。


 『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイと『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『ゲット・アウト』のジェイソン・ブラムが製作を務め、『パージ』の監督を務めたジェームズ・デ・モナコが脚本を担当。さらに、『フルートベール駅で』の共同プロデューサーを務めたジェラード・マクマリーがメガホンを取る。


 主演は新人のイラン・ノエル。スタテン島を縄張りにするギャングのリーダーを演じ、“パージ法”を発案した政府の研究員役を、『スパイダーマン』新シリーズで主人公の叔母メイ・パーカーを演じているマリサ・トメイが務める。


(リアルサウンド編集部)