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ローサ・サラザールがパフォーマンス・キャプチャーで演技 『アリータ』バトルシーン本編映像公開

2019年02月15日 15:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2月22日に公開される『アリータ:バトル・エンジェル』より、バトルシーンの本編映像が公開された。


参考:『アバター』撮影時から夢中だった? ジェームズ・キャメロンによる『アリータ』への愛


 本作は、木城ゆきとの人気コミック『銃夢』を、『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロン製作、『シン・シティ』のロバート・ロドリゲス監督のタッグによって実写化したSF映画。サイバー医師のイドに拾われ、新しい身体でよみがえった過去の記憶を失ったサイボーグの少女・アリータが、逃れられない運命と封印されていたパワーに覚醒める様子を描く。


 今回公開された映像は、本編で描かれるアリータと伸縮自在のカギ爪を操る巨大なサイボーグ、グリュシュカが対峙するシーン。グリュシュカは、アリータを破壊しようと目論むベクターの支配下にあり、激しいバトルシーンが描かれる。そんなアリータは、全編パフォーマンス・キャプチャーによって、主演のサラザールの動作や表情の変化といった演技が生かされている。そのため、サラザールは撮影の半年前からトレーニングを始めたといい、「ムエタイ、カンフー、キックボクシングに挑んだわ。武芸は自分の心の平穏が大切だと学んだの。サイボーグを演じるのは体力的に大変だったけど、体を鍛えることで、演技にもアリータの強さを出すことができたのよ」と、身体を鍛えることがサイボーグの少女・アリータの役作りとなったと明かす。


 そんな役作りに至るまでには苦労もあったといい、オーディションを受ける前は「セリフの練習を手伝ってくれた友達を相手に練習してたんだけど、とても動きが硬くて、とても『エクス・マキナ』風の動きだったの。オーディションに出かける直前になって、突然、ひらめいたの。“ちょっと待ってよ。彼女はロボットじゃない、サイボーグだわ…”と。彼女はぎこちない動きはしない。普通の人間の動きよりもなめらかなほど。彼女はこわばっているとかロボットのようではないだけでなく、体の動きはとてもなめらかなの」と、アリータを理解し、オーディションに挑んだことで、大規模なオーディションを勝ち抜くことができたと明かす。


 パフォーマンス・キャプチャーでの撮影については、「映画の編集作業が進めば進むほど、見るたびに、アリータは私に似てくるの」と技術に驚愕しつつも、「ベネディクト・カンバーバッチが演じるスマウグ(『ホビット 竜に奪われた王国』の邪悪な竜)は、映像では 約18.3mのドラゴンを見ることになる。クールだけど、たぶん、それに対して愛着は感じないと思う。でも、私がアリータを演じていた時は、私とアリータは一人で、同じだった。私に似せるために、私の本当の顔を使ったの」と、サイボーグでありながら、サラザールの表情が生かされていることで共感できるキャラクターだと分析した。(リアルサウンド編集部)