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ZOZO最終面接に剛力彩芽が同席? ネットで動揺広がるも弁護士「裁量の範囲内なので問題ない。法律違反でもない」

2019年02月15日 13:41  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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2月21日発売の『週刊新潮』がZOZOの最終面接で、前澤友作社長と一緒に、女優の剛力彩芽さんが登場したと報じている。記事では、採用面接を受けた志願者の声として、

「扉を開けたら剛力ちゃんがいた」
「彼女は質問というより、いかに前澤さんがすごい人かを力説していた」

と掲載。ネットでは「ある意味圧迫面接」「さすがに嘘でしょ」など動揺が広がっている。

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ZOZO「社外の人や役員以外が同席することは一切ない」「今後の対応は確認中」

前澤社長はこれまで、ツイッタープロフィールに「剛力彩芽さんが彼女です」と記載したり、インスタグラムに剛力さんと一緒にいることを匂わせる画像を投稿したりと、交際に関して度々注目を浴びてきた。こうしたアピールにはこれまでも「やり過ぎた」と否定的な反応が出ていたが、今回の報道が本当なら、公私混同といったネガティブイメージが増幅しかねない。

求職者の立場になれば、最終面接の場で説明なしに社長の交際相手がいたら、それだけで動揺するだろう。ましてそれが有名人の剛力さんだったら、平常心で面接に臨むことはまず難しく、緊張でうまく話せなくなってしまいそうだ。

そもそも、社外の人が採用に同席していたら、応募の事実や採用に関わる個人情報が社外に漏れてしまう可能性もある。企業の採用面接に、社員以外が同席することに問題はないのか。

落合洋司弁護士は意外にも、「法的にいけないということはないと思う」との見解を示す。

「採用する側の裁量の範囲内だと思います。例えば外部コンサルの人などに、必要に応じて面接に同席してもらうという例もありますから、特定の何か法律に違反するということはいと思います」

ZOZOの広報担当者はキャリコネニュースの取材に対し、『週刊新潮』が報じた内容について、

「社外の人や役員以外の人が同席することは一切ありません。記事の内容は事実ではありません」

と否定した。報道に対するZOZOの今後の対応を同社担当者に聞いたが、「現在確認中」とのことだった。