ヤマハ発動機は2月14日、スポーツツアラーの『TRACER900 ABS(トレーサー900)』と『TRACER900GT ABS(トレーサー900GT)』に新色を追加。3月1日に発売することを発表した。
トレーサー900、トレーサー900GTは845ccの水冷直列3気筒エンジンを搭載するスポーツツアラーモデル。ツアラーでありながらも街乗りからツーリングまで、スポーティかつ快適な走りが楽しめるモデルとして開発された。
2017年1月にモデルチェンジして『MT-09 TRACER(MT-09トレーサー)』として登場したこのバイクは2018年3月にマイナーチェンジを果たし、名称も『トレーサー900』に変更されている。
トレーサー900GTは、トレーサー900をベースとする上級モデルで、2018年3月、シリーズに追加された。フルアジャスタブル式の倒立フロントサスペンションやクルーズコントロールシステム、クイック・シフト・システム(QSS)、グリップウオーマーなどが採用されており、ツーリングにおける快適性がより高められている。
今回新色として登場したのは、ブルーイッシュグレーソリッド4。トレーサー900はグレーをベースとした車体のカラーリングに、サイドカウルの一部とフロントフェンダーにはレッドがあしらわれている。
トレーサー900とトレーサー900GTではカラーリングの仕様が少々異なっており、トレーサー900はホイールやフロントフォークがブラックなのに対し、トレーサー900GTにはホイールにレッドのピンストライプ、フロントフォークにゴールドが施された。
継続カラーとしては、トレーサー900がマットダークグレーメタリック6、トレーサー900GTがブラックメタリックXとマットダークパープリッシュブルーメタリック1。
メーカー希望小売価格はどちらも消費税込みで、トレーサー900が111万2400円、トレーサー900GTが119万8800円となっている。