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永作博美が主演の『人形の家 Part2』8月上演、イプセン劇の「続編」

2019年02月14日 19:40  CINRA.NET

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左から山崎一、永作博美、梅沢昌代
舞台『人形の家 Part2』が、8月9日から東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される。

劇作家ルーカス・ナスによる『人形の家 Part2』は、ヘンリク・イプセンの戯曲『人形の家』の主人公・ノラが、家を飛び出してから15年後を描いた作品。物語は5場から構成され、それぞれ2人芝居が続く。

演出を務めるには栗山民也。ノラ役を永作博美が務めるほか、夫・トルヴァル役を山崎一、乳母のアンネ・マリー役を梅沢昌代、ノラに相対する娘役を那須凜が演じる。

チケットは5月25日10:00から販売予定。東京公演後となる9月には地方公演も予定している。

■栗山民也のコメント
とんでもないことを考えたものです。だって、あの『人形の家』の幕が降りてからの、その15年後のお話なのですから。
昔、井上ひさしさんと雑談していた時、「とっても面白い芝居を思いついたよ」とすごく興奮気味に、「菊池寛の『父帰る』のその後で、『父帰りっぱなし』という題で・・・」と熱く語っていましたが、戯曲は残念ながらボツになったようです。
この作品は、ノラが閉めた家の扉が、再びノラによって開かれるところから始まります。それからの物語の展開は、今はまだ内緒ですが、果たして『ノラ帰りっぱなし』になるのでしょうか。
だけど、今言えることだけは、はっきりと申し上げておきましょう。一日でも早く稽古に入りたいほど面白く、一度読んで大変魅せられた芝居です。嘘ではありません。