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3度のル・マンウイナー、ハーレイ・ヘイウッドが2019年大会のグランドマーシャルに就任

2019年02月14日 17:21  AUTOSPORT web

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ユルゲン・バルト、ハーレイ・ヘイウッド、ジャッキー・イクス組4号車ポルシェ936が総合優勝した1977年のル・マン24時間チェッカーシーン
1977、1983、1994年のル・マン24時間で計3回の総合優勝を飾ったハーレイ・ヘイウッドが2019年6月15~16日に開催される第87回大会のグランドマーシャルに指名された。

 ACOフランス西部自動車クラブは2月11日、ヘイウッドのグランドマーシャル就任を第1弾暫定エントリーリストとともに発表。通算13回のル・マン挑戦のなかで、3度いずれもポルシェのマシンで栄冠を勝ち取った伝説のドライバーが土曜の15時に、スタート台でフランス国旗を振り下ろす役目を果たすこととなった。

 史上もっとも成功したスポーツカードライバーのひとりであると考えられるヘイウッドはル・マンだけでなく、母国アメリカで行われるデイトナ24時間でも通算5勝あげている。また、セブリング12時間でも2度表彰台の頂点に立っており、まさにスポーツカーレース界のレジェンドといえる存在だ。

 そんなヘイウッドは1977年にともに優勝を分かち合い、昨年のル・マンでグランドマーシャルを務めたジャッキー・イクスの後を受けるかたちで第87回大会の大役を務める。なお、アメリカ人によるトリコロールのスタート振動は2017年にF1のボス、チェイス・キャリーが担当して以来、2年ぶりとなる。