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『キャサリン・フルボディ』オトナのアクションアドベンチャーが進化して帰還 いざ修羅場へ!

2019年02月14日 09:41  リアルサウンド

リアルサウンド

 アトラスが2月14日、PS4/PS Vita用ソフト『キャサリン・フルボディ』を発売した。本作は2011年に発売されたアクションアドベンチャー『キャサリン』に様々な要素を追加したリメイク版。大人同士の複雑な恋愛模様を表現したストーリー、そして夢の中で繰り広げられる仕掛けに満ちたパズルアクションはそのままに、新たな人物「リン」が登場する。


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修羅場をかき乱す第三の人物「リン」登場
 『キャサリン・フルボディ』の最大の特徴。それは、「キャサリン」「キャサリン・マクブライド」(以下「マクブライド」)に続く新キャラクター「リン」の登場だ。


 彼女らは抱える背景こそ違えど、物語を通して主人公の「ヴィンセント」と関係を深めていく。ピンクの髪に幼さを感じさせる容姿が印象的なリンは、名前以外の記憶をなくした謎の人物。オリジナル版ではヴィンセントを巡るマクブライドとキャサリンの修羅場が描かれていたが、リンの存在で事態はよりカオスを極めるだろう。


 ヴィンセントはマクブライドと既に恋仲にあるにも関わらず、小悪魔的な魅力を秘めるキャサリンと「浮気」。さらに記憶を持たないリンを助けたことで、自身を取り巻く環境が徐々に変化する……というのが本作の大まかなあらすじ。ゲーム本編はドラマパート・アドベンチャーパート・アクションパートの3つで構成されているほか、「幸せと結婚は比例する?」といった人生観を問う選択も求められる。物語がどう転ぶかはプレイヤーの決断次第だ。


パズルアクション初心者でも楽しめる救済システム
 奇妙な悪夢の中で繰り広げられるアクションパートでは、四角い石を動かしてステージ奥のゴールを目指すパズルが始まる。基本的な操作方法やルールは変わらず、新たにセーフティーモードが実装。時間制限やトラップの被害を気にすることなく、パズルの謎解きを楽しむことができる。ゲームオーバーの心配もいらないので、初めて『キャサリン』の世界観に触れるプレイヤー向けのモードと言えるだろう。


 セーフティーモード以外にも、通常のステージ構成に変更を加えたアレンジモードもプレイ可能。色んな種類のギミックや石が登場するので、高難易度のパズルアクションを楽しみたい場合はこちらをプレイするのもオススメだ。


オンライン機能によるマルチプレイモード実装
 オンライン機能を使ったマルチプレイモードでは、全国のプレイヤーとパズルステージを舞台に対戦することができる。プレイ中は相手プレイヤーの操作を邪魔する妨害アクションが可能となっており、シングルプレイとは一味違う緊張感を味わえる。


 また対戦以外のオンライン要素として、各ステージごとのプレイヤー死亡数(ゲームオーバー回数)や選択肢の回答も表示される。他者と自分のプレイスタイルを照らし合わせてみると面白いかもしれない。


 『キャサリン・フルボデイ』は本日14日発売。数奇な恋愛模様と修羅場の行方が気になる方は忘れずにチェックしよう。


■キャサリン・フルボディ
対応機種:PlayStation4、PlayStationVita
発売日:2019年2月14日
CERO:C(15歳以上対象)
ジャンル:アクションパズル・アドベンチャー
価格:
【通常盤価格】7,980円(税別)(パッケージ版/DL版)
【初回生産限定版価格】13,980円(税別)
【DL豪華版価格】12,980円(税別)


(龍田優貴)