レッドブル・ホンダF1『RB15』を初走行させたマックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシングが、初めてホンダのパワーユニット(PU/エンジン)を搭載したマシン『RB15』のシェイクダウンを行った。ステアリングを握ったマックス・フェルスタッペンはポジティブな第一印象を述べている。
13日、チームはイギリス・シルバーストンでフィルミングデーとして新車を初めて走らせた。マシンにはこの日限定のスペシャルカラーであるネイビーとレッドのカラーリングが施されていた。PR目的のフィルミングデーは1年に2日許されており、1日に走行できる距離は100km、デモ走行用ピレリタイヤを使用しなければならない。
フェルスタッペンは6回のランを行い、トラブルなく合計38周を走行。チームは一日を通して多数のシステムのチェックに取り組んだ。
マシンから降りたフェルスタッペンは、RB15・ホンダの第一印象を次のように語った。
「マシンに乗り込む時は本当にわくわくした。コースに出ると、最初から何の違和感も感じなかった」とフェルスタッペン。
「何のトラブルもなく、いい感じだったから、とても満足だ。それに、今日限定のカラーリングもとても美しかったね」
「今日はフィルミングデーだから、チェックできることには限りがある。それでも公式テストの前に走行するのはとても重要なことだ。第一印象を得て、マシンやエンジンに何か問題がないかどうか確認する意味でね。幸い今日は何のトラブルもなかったし、こういう機会を得られたのはとてもポジティブなことだ」
「これで(公式テスト初日から)本格的なテスト作業に取り組むことができる。そこから得られることを確認し、マシンとエンジンへの理解をさらに進めていく。でも今日はとりあえずいい一日だった」
一日を終えたフェルスタッペンは、SNSを通して、レッドブル・ホンダに対するポジティブな感想をさらに語っている。
「このマシンでの初走行を終えた。最初のランが終わった後、笑顔になったよ。マシンの挙動がとてもいい感じだったし、エンジンもよかった。すごくポジティブなことだ。一緒に働くメンバーたちも素晴らしい」
スペイン・バルセロナでのプレシーズンテストは2月18日にスタートする。
Got to love that new car feeling! ?? @Max33Verstappen's launch day lowdown! ?? #RB15 pic.twitter.com/hq7U2nj7tS— Red Bull Racing (@redbullracing) 2019年2月13日