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広瀬すず主演のNHK朝ドラ『なつぞら』に山口智子、リリー、比嘉愛未ら

2019年02月12日 20:30  CINRA.NET

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広瀬すず
4月1日から放送されるNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』の新たな出演者が発表された。

広瀬すずがヒロインを務める『なつぞら』は大森寿美男の脚本によるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝に移り住んだ主人公・奥原なつが、十勝で育まれた豊かな想像力と開拓者精神を生かし、当時は「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界に飛び込んでいく、というあらすじだ。共演者には松嶋菜々子、藤木直人、岡田将生、吉沢亮、高畑淳子、草刈正雄らが名を連ねる。

今回発表されたのは、昭和30年代の新宿を舞台に、上京したなつがアニメーションの世界に飛び込むチャンスを求め、行方不明の兄や妹との再会を夢見て懸命に生きる様を描く「東京・新宿編」のキャスト。山口智子、比嘉愛未、近藤芳正、リリー・フランキー、戸田恵子、鈴木杏樹、水谷果穂、工藤阿須加の出演が明らかになった。

山口智子はおでん屋「風車」の女将で、かつて伝説の劇場・ムーランルージュ新宿座の人気ダンサーとして一世を風靡した岸川亜矢美役、比嘉愛未は新宿に戦前からあるベーカリー兼カフェ「川村屋」のオーナー・前島光子役、近藤芳正は川村屋に勤めるギャルソンの野上健也役、リリー・フランキは大型書店「角筈屋」の社長・茂木一貞役、戸田恵子はムーランルージュ新宿座の歌い手だった煙カスミ役、鈴木杏樹は劇団「赤い星座」の看板女優・亀山蘭子役、水谷果穂は川村屋に住み込みで働き、なつのルームメイトとなる三橋佐知子役、工藤阿須加はなつの幼なじみで戦争によって生き別れてしまう佐々岡信哉役をそれぞれ演じる。

1988年のNHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』に主演した山口智子は、『なつぞら』への出演について「『純ちゃんの応援歌』からおよそ30年、私にとってすべての始まりであり、人生をはぐくんでくれた『朝ドラ』に再会できたことをとても感慨深く思っています。私が演じる亜矢美は、ダンサーを引退した後おでん屋の女将をしていますが、彼女にとってはおでん屋のカウンターもステージで、人生はエンタテインメントです。毎日を笑顔で輝かせて、誇りを持って生きる人物として演じていますので、楽しみにしていてください」とコメント。

また2007年の連続テレビ小説『どんど晴れ』でヒロインを演じた比嘉愛未は「ドラマデビュー作だった『どんど晴れ』から12年たち、長い旅路から帰って来られてホッと落ち着くような、ただいまといううれしい気持ちでいっぱいです!!あの頃は、周りの方々に支えられ、助けられてばかりでしたので、今回はその恩返しが出来ればと思っています」と語っている。

連続テレビ小説初出演となるリリー・フランキーは「歴史ある、連続テレビ小説の第100作目に末席ながら参加出来ることに喜びと誇りを感じます。素晴らしいキャスト、スタッフと共に、主人公のなつが、皆様に愛され、応援していただけるよう、心を込めてゆきたいと思います」と意気込みを述べている。各キャストのコメント全文はNHKのオフィシャルサイトで確認しよう。