競泳の池江璃花子選手(18)が2月12日、自身のツイッターで、白血病と診断されたことを明らかにした。合わせて、4月の日本選手権は出場を見送り、治療に専念するとも発表している。
カンニング竹山さんはこれを受け同日、ツイッターを更新。「池江さん、絶対に治る!絶対に治ります!」と、池江選手にエールを送った。竹山さんは2006年に、相方の中島忠幸さんを急性リンパ性白血病で亡くしている。
渡辺謙「今の医学と自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずしっかり治療に専念して」
1989年に急性骨髄性白血病を発症し、その後再発も経験した俳優の渡辺謙さんも、ツイッターで池江選手に言及している。「何故今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います」と心境を思いやった上で、
「どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています」
とコメントしていた。
池江選手のツイッターには、白血病の闘病経験者やその家族などから、多くの応援メッセージが寄せられている。女優の東ちづるさんもリプライで、
「東ちづるです。芸能活動をしながら、27年前から『骨髄バンク』活動をしています。病院やお医者さん、白血病の患者さん達と最新の情報共有していますので、色々お力になれたらと思っています。ツイッターメールにご連絡頂けるとありがたいです」
と呼びかけていた。
白血病は、赤血球や白血球、血小板などの血液細胞ががん化する病。国立がん研究センターによると、0歳から19歳までの小児や若い世代の罹患するがんの中で、最も罹患率が高いがんだという。
白血病はがん化した細胞の違いからリンパ性と骨髄性、病気の進行パターンから急性と慢性に種類が分かれる。池江選手がどの種類の白血病かは明かされていない。ネットでは池江選手の発表を受け、ドナー登録を呼びかける人も多数見られている。