過去の骨折が原因で、右鎖骨の骨粗しょう症を引き起こしていたKTMテストライダーのダニ・ペドロサが、2月8日にスペインのバルセロナ市内の病院で手術を受けた。
ペドロサは2018年シーズンいっぱいで現役を引退、KTMの開発ライダーとして新たな道を進むことになった矢先に、右鎖骨の骨折が判明し、予定していたセパンオフィシャルテストの参加を断念していた。
2カ所を疲労骨折していた右鎖骨に幹細胞を移植する手術を受けたペドロサは、全治3カ月との診断を受けている。
手術後、ペドロサは次のようにコメントしている。
「KTMの開発作業を継続するため、現状を克服することに専念する。残念なことにマレーシアのテストには参加できなかったけど、KTM・レーシング・ファクトリーの仕事を密接にフォローしている。彼らと一緒にコースで走れることを望む」