スクーデリア・トロロッソは、11日、ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)を搭載する2台目のマシンSTR14を発表した。ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治氏は、トロロッソとともに2018年よりも良い結果を目指していくと語った。
トロロッソとの提携2シーズン目となる2019年の目標について、田辺テクニカルディレクターは次のように語った。
「簡潔に言えば、我々の目標は、両チームともが2018年よりも良いリザルトを達成することです」
ホンダは2019年、トロロッソに加えてレッドブル・レーシングにもパワーユニットを供給する。トロロッソは2018年はランキング9位だったものの、第2戦バーレーンではピエール・ガスリーが決勝4位という好結果を出した。
「トロロッソとのパートナーシップについては、コンストラクターズ選手権で順位を上げ、より多くのポイントを獲得し、より高い信頼性のもとに走行し、2018年のバーレーンのリザルトを再現するか、あるいはそれを上回る結果を出すことが目標ということになります」
「ただし、今の段階では予想はできません。どのスポーツもそうですが、F1ではリザルトはライバルたちのパフォーマンスに左右されるからです」
トロロッソはドライバーラインナップを一新、ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンがSTR14・ホンダのステアリングを握る。スペイン・バルセロナでのプレシーズンテストは2月18日にスタートする。