スーパーGT GT500クラスにはLEXUS TEAM ZENT CERUMOとして、全日本スーパーフォーミュラ選手権にはINGING MOTORSPORTとジョイントしJMS P.MU/CERUMO・INGINGとして参戦するセルモは、関係者向けに2月1日付けで定時株主総会を行い、佐藤正幸社長が退任、卜部治久代表取締役会長兼社長が就任したと発表した。
セルモは名エンジニアとして知られた佐藤正幸氏が設立した名門。フォーミュラでの長年の活躍はもちろん、スーパーGT/JGTCでは3回のチャンピオン獲得を果たしている。
そんなセルモだが、2月1日付けで定時株主総会を行い、この場をもって佐藤社長が退任することになった。新たに代表取締役会長兼社長となったのは、カローラ山口の代表取締役社長でもある卜部氏。INGINGも率いる立場でもある。
またこのなかで、取締役も発表された。これまでも取締役を務めていた岸上茂明氏に加え、取締役に新任したのは村田淳一工場長と、さらになんと、スーパーGT、スーパーフォーミュラでドライバーでもある石浦宏明が取締役となった。なお、これまで取締役だった浜島裕英氏はこの株主総会をもって退任したとされている。
株式会社セルモ 新人事
代表取締役会長兼社長 卜部治久
取締役 岸上茂明
取締役 石浦宏明(新任)
取締役 村田淳一(新任)