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アリアナ・グランデ、グラミー賞欠席騒動 プロデューサーの説明に「それは嘘」

2019年02月08日 18:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

グラミー賞授賞式を欠席することになったアリアナ・グランデ
昨年、音楽業界で活躍した女性アーティストに贈られる米『Billboard』の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に輝いたアリアナ・グランデ(25)。彼女は現地時間10日のグラミー賞授賞式でパフォーマンスする予定だったが、キャンセルしたことが明らかになった。そんなアリアナが、グラミー賞のプロデューサーが発表した説明に「それは嘘」と異論を唱えた。

昨年8月にリリースした『Sweetener』が全米アルバムチャート「Billboard 200」で1位を記録、昨年11月にリリースした新曲『thank u, next』は「Billboard Hot 100」で初登場1位を獲得して、アリアナ・グランデにとって大活躍した年となった。

そんなアリアナは第61回グラミー賞で『God Is A Woman』が最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞に、『Sweetener』が最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞にノミネートされており、現地時間10日のグラミー賞授賞式でパフォーマンスを披露する予定だったが、欠席することが明らかになった。アリアナはメロディーの一部に新曲『7 rings』を入れることで一度は妥協したものの、プロデューサー側が2曲目はこちらが決めると主張したためアリアナは屈辱されたと感じたようだ。

今回の報道を受け、現地時間7日にグラミー賞のプロデューサー、ケン・エールリヒ氏(Ken Ehrlich)が「ようやく話がまとまると思った時に、彼女は確実なパフォーマンスを披露するには時間がないと感じたのです」「本当に残念です。彼女は素晴らしいアーティストですから」とコメントした。

この発言に、アリアナ・グランデがツイッターで不快な反応を示した。アリアナはエールリヒ氏のコメントを載せ、このように記している。

「ずっと黙っていたけど、あなたは私のことについて嘘をついているわ。私は一晩もあればパフォーマンスを上手くまとめることができる。あなたもそれを分かっているでしょ、ケン。私の創造性や自己表現をあなたに抑えられたから、出席しないことにしたのよ。授賞式があなたが思うもの、それ以上になることを願っているわ。」

「私は3曲をオファーしたの。大事なのはコラボレーションよ。サポートされているって感じることが大事なの。芸術、誠実さよ。政治とは関係ないの。好意を無にするとか、もてあそんでるとかではないの。あなたたちにとってこれはもうゲームと一緒なんでしょう。でも、ごめんなさい。それは私にとって音楽じゃない。」

「みんながこれで私の決断を理解してくれるといいわ。でも、今年こうして評価をもらえたことはとても感謝しているの。」

授賞式を欠席することになってしまうほど、アリアナ・グランデとグラミー賞側は揉めたようである。アリアナのパフォーマンスを楽しみにしていたファンはがっかりしていることだろう。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)