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1テイクに使用した爆薬の量がギネスに認定 『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』6月公開

2019年02月08日 15:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 フィンランドで2017年国内興収No.1の大ヒットを記録し、1テイクに使用した爆薬の量がギネスにも登録された映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』が、6月22日より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開されることが決定した。


参考:<a href=”https://www.realsound.jp/movie/2019/02/post-315635.html”>新井浩文の逮捕により『台風家族』公開延期に 不祥事が作品公開に及ぼす影響を、弁護士に聞く</a>


 フィンランドでは有名なヴァイノ・リンナの古典小説『無名戦士』を原作にした本作は、第2次世界大戦時に祖国防衛のために継続戦争をソ連軍と戦った、フィンランド兵士の壮絶な姿を描く戦争アクション。1939年に起きた、フィンランドがソ連と戦った“冬戦争”が翌年に終結。その代償として、カレリア地方を含む広大な国土がソ連に占領された。国土回復を掲げ、1941年にフィンランドはドイツと手を組み、再びソ連との戦争を開始した。これが「継続戦争」である。


 ロッカ、カリルオト、コスケラ、ヒエタネン、年齢や立場、支える家族などそれぞれ生きてきた背景が違う4人の兵士たちを通して、フィンランド軍がいかにしてソ連軍と勇敢に戦ったのかを克明に描写する。非情である最前線で戦う兵士たちに血肉を通わせ、友情、ユーモア、そして生きる意志が兵士たちの団結の力を生み、占領された土地を取り戻していく。最前線を担う各兵士たちの生活とその家族たちの生活を大きく変えてしまった“継続戦争”だが、たとえ戦場で息絶えたとしても戦士たちの生きた証はそれぞれの家族に、そして大地に確実に刻まれていくのだった。  (リアルサウンド編集部)