トップへ

ロブ・ライナー、初監督作『スパイナル・タップ』にコメント 日本での人気に感謝も

2019年02月08日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 ロック・モキュメンタリー『スパイナル・タップ』のBlu-ray&DVDが2月13日に発売されることを記念し、ロブ・ライナー監督のコメントが公開された。


参考:映像はこちら


 本作は、架空のロックバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーに密着し、当時隆盛を極めていたハード・ロック/ヘヴィ・メタル文化や音楽を風刺した、カルト的人気を誇るロック・モキュメンタリー。『スタンド・バイ・ミー』(1986年)や最新作『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』(3月29日公開)を手がけるライナー監督が、自ら監督役として出演もしている初監督作となる。日本では製作から34年を経た2018年6月に初公開された。


 ライナー監督は、本作が日本で公開され、たくさんの人に愛されていることをうれしく思うと述べ、さらに「『ボヘミアン・ラプソディ』より好きだという人もいるらしいが、この作品にはフレディ・マーキュリーのように歌える人は出てこない」とユーモアたっぷりに語っている。また、スティングは本作を50回も鑑賞し「リアル過ぎて泣いていいのか笑っていいのかわからなかった」、スティーヴン・タイラーはあまりのリアルさに「本当のことを茶化しやがって」と怒りに震え、U2のギタリストのジ・エッジは落涙したと言われている。これらの反応についても、ライナー監督は「ばかばかしいと思うのか、知的だと思うのかは皆さんが決めてください」と語っている。


(リアルサウンド編集部)