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ハースF1、「2019年の目標はレッドブル撃破」と明言。新スポンサーともども自信を示す

2019年02月08日 08:51  AUTOSPORT web

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ハースが2019年型マシンカラーを発表
リッチ・エナジー・ハースF1チームは、7日、イギリス・ロンドンの王立自動車クラブ本部で2019年体制発表を行い、ニューマシンVF-19のカラーリングを披露した。

 マシンカラーは、新たにタイトルスポンサーに迎えたイギリスのエナジードリンクブランド、リッチ・エナジーのイメージカラーであるブラックとゴールドに一新。ハースは発表会では2018年型シャシーに新カラーリングを施して披露、同時にニューマシンの画像をオンライン等で公開した。

 チーム創設者のジーン・ハースは「ニューカーのルックスは、カラーリングに加えて新(テクニカル)レギュレーションの影響で、独特なものになっている」と語った。
「2019年のデザイン変更が、コース上のパフォーマンス向上をもたらすことを願っている。毎戦、より一層大きなインパクトを与えたい」

 ニューマシンVF-19の正式な披露は、スペイン・バルセロナでのプレシーズンテスト初日18日現地時間8時に、チームガレージの前で行われる。


 新スポンサー、リッチ・エナジーのチーフエグゼクティブ、ウイリアムズ・ストーリー氏は、ライバル、レッドブル社が運営するレッドブル・レーシングに勝つことを目指すと語った。

「コース上でもそれ以外でも、レッドブルに挑戦することが楽しみだ」とストーリー氏が語ったとSky Sportsが伝えている。

「F1は我々にとって最高のプラットフォームだ。我々のパートナーは非常に優れた運営がなされたチームであると考えている。スタッフも素晴らしい。ハースと働けることができて喜ばしい。長期的にこの提携を続けていきたいと思う」

「レッドブルのビジネスは非常にうまく運営されており、(オーナーの)ディートリッヒ・マテシッツは、極めてクレバーな人物である。だが我々は、製品、ブランドともに自分たちの方が優れていると自信を持っている。コース上で彼らを倒すチャンスは十分あると考えているのだ」

 チーム代表ギュンター・シュタイナーは、ハースがタイトル獲得経験のあるレッドブルに勝つことは可能であるかと聞かれ、「ハードワークが必要だろう」と答えた。

「だが、目標を掲げなければ、大きな成果を得ることはできない」

「これは大きな野望だ。彼らは非常に優れたレーシングチームだ。だが何が起こってもおかしくはない。昨年(2018年)、我々のマシンは4番目の速さを持っていた。ランキングは5位だったが、(実際の速さでは)我々のひとつ上にいたのはレッドブルだ」

「だから挑戦できるだろう。挑戦しなければ、達成することなどできない」

「しっかりしたマシンを作ったという自信がある。何ひとつ失敗はないと考えている。その考えが間違っていないことを願っている」