レッドブル・レーシングは、ホンダのパワーユニットのポテンシャルに非常に感心しており、両者の間では、ルノーと組んでいた時とは異なる関係性を築いているという。
チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、「ホンダがいることで、我々は初めて本当の意味でのエンジンパートナーを持っていることになる」と『Motorsport-Total』に語った。
「基本的に、今では我々もワークスチームとなり、ホンダはハイブリッドエンジンを作ることに強い意欲を示している」
「ホンダとのパートナーシップは、ハイブリッドエンジンの時代におけるルノーとの関係とは非常に異なるものだ。我々は技術面で多くの仕事をともに行なっている」
ホンダは、F1に復帰した2015年から2017年までの間、マクラーレンとタッグを組んでいた。だがマクラーレンは、ホンダに対してパワーユニットのサイズを指定していた。このことが、ホンダが信頼性の問題を抱えていた理由のひとつだったのではないかと考えられている。
一方レッドブルは、ホンダにとって最も適した寸法のパワーユニットを作るように依頼した。そして、レッドブル側が2019年型シャシーをパワーユニットに合わせて調整したのだという。