TOYOTA GAZOO Racingは2月7日、2019年のモータースポーツ活動計画を発表し、2019/2020年シーズンも引き続きWEC世界耐久選手権の最高峰LMP1クラスに参戦すると発表した。
2018年6月にトヨタ初のル・マン24時間レース総合優勝を果たしたTOYOTA GAZOO Racingは現在、2018年5月から2019年6月の14カ月に渡って行われているWEC“スーパーシーズン”に2台のトヨタTS050ハイブリッドで参戦中だ。
ル・マン24時間や母国富士での6時間レースを含む2018年の5レースを終えたチームは、スーパーシーズンの後半戦となる2019年を迎え、今後は3月14~16日にアメリカで行われる第6戦セブリング1000マイルを皮切りに、終盤戦の第7戦スパ・フランコルシャン6時間、そしてシーズン2回目にして最終戦に設定されている第87回ル・マンに臨む。
現在、シリーズランキング1位と2位につけている8号車トヨタTS050ハイブリッドと7号車トヨタTS050ハイブリッドのドライバーラインアップには変更はなく、7号車はマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ-マリア・ロペス組。8号車はセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソという布陣でドライバー選手権ならびにチームタイトル獲得を目指すことになる。
そんなトヨタは5日の活動計画発表において2019年ル・マンの終了後、約2カ月半後に開幕する2019/2020シーズンにも2台のTS050ハイブリッドを用いて参戦することを明らかにした。
2019/20年シーズンは9月1日にイギリス・シルバーストンで開催される4時間レースで開幕を迎え、富士、上海、バーレーン戦を2019年中に実施。翌2020年はインテルラゴス、セブリング、スパを転戦しル・マンで最終戦を迎えるスケジュールだ。
気になるドライバーラインアップだが、いずれの号車の布陣も現時点では明らかにされず。2度のF1王者アロンソの動向も相まって正式発表が待たれるところだ。