トップへ

スーパーGT:レクサスのGT500ドライバーラインアップ発表。3人のドライバーが移籍加入

2019年02月07日 13:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2019年シーズンのスーパーGTは、LC500とレクサスブランドにとって“ラストイヤー”となる
トヨタ自動車は2月7日、2019年のモータースポーツ活動について発表し、このなかで2019年のスーパーGT GT500クラスにレクサスLC500で参戦するドライバーラインアップを発表した。今季も6台が参戦し、そのうち3人のドライバーが移籍・新規参戦となる。

 2020年からGT500クラスではトヨタ・スープラが使用されることから、2006年から使用されてきたレクサスブランドでのGT500参戦は2019年がラストイヤー。LC500にとっても最終年となり、レクサス陣営にとっては負けられない一年となる。

 そんな2019年に向けたレクサスLC500使用チームは、昨年同様6台となった。チーム名、使用タイヤに変更はないものの、3チームでドライバーが変更となった。不変なのは中嶋一貴/関口雄飛組36号車LEXUS TEAM au TOM’S、平川亮/ニック・キャシディ組37号車LEXUS TEAM KeePer TOM’S、そして1999年からチームに在籍する立川祐路が石浦宏明と組む38号車LEXUS TEAM ZENT CERUMOの3チームだ。

 大嶋和也が山下健太とコンビを組むことになったのはLEXUS TEAM LeMans WAKO’S。山下は初年度からGT500に順応しており、2018年のフェリックス・ローゼンクビストの穴を埋めることができそうだ。

 また、山下が抜けたLEXUS TEAM WedsSport BANDOHには、2018年に全日本F3選手権のチャンピオンを獲得した坪井翔が加入した。坪井はすでにGT500で表彰台を獲得した経験もあるが、BANDOHはタイヤテストを行う機会も多く、坪井のGT500フル参戦初年度にはうってつけと言えそうだ。

 そしてLEXUS TEAM SARDにはヘイキ・コバライネンのパートナーとして、中山雄一が加入することになった。スーパーGTの経験は豊富な中山だが、GT500クラスへの参戦は今年が初。すでにGT500の経験も多いコバライネンから多くを吸収することができれば、強力なコンビとなりそう。

 体制変更は多くはないものの、裏を返せばタイトル争いへの自信の表れのひとつとも言える。2019年にタイトルを奪還し、“レクサスラストイヤー”を飾れるか注目だ。

■スーパーGT GT500クラス 2019年レクサス陣営ラインアップ
NoTeamDriverTyre6LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S大嶋和也/山下健太BS19LEXUS TEAM WedsSport BANDOH国本雄資/坪井翔YH36LEXUS TEAM au TOM’S中嶋一貴/関口雄飛BS37LEXUS TEAM KeePer TOM’S平川亮/ニック・キャシディBS38LEXUS TEAM ZENT CERUMO立川祐路/石浦宏明BS39LEXUS TEAM SARDヘイキ・コバライネン/中山雄一BS